お尻は出し続けてくださいね（安藤）

──吉祥寺での街ぶら、いかがでしたか？

大島美幸　楽しかったです。「バオバブ」には来てましたが、ほかのところを歩いてみることはなかったので、すごく新鮮でした。おいしいお店にも行けましたしね。もっと行きたかったなあ。

安藤なつ　普段テレビの取材NGの「マヒカマノ」に入れたのが貴重でした。特別感がありましたね。

──お二人とも、お店の中ではかなりリラックスされていました。

大島　すごいよかったよね。

安藤　ずっといたかったなー。

大島　牛丼屋くらい店舗展開してほしい（笑）。

──天気もよくて、井の頭公園内の散歩も気持ちよかったですね。

大島　最高でしたね！ あんなに水面がキラキラ光ってて。

安藤　広いっすね。

大島　痩せた？

安藤　痩せたわー。痩せる距離でしたよね。

──大島さんと安藤さんはドラマでの共演は今回が初めてとお聞きしました。これ以前の交流はあったのでしょうか。

大島　1回くらいしか会ったことなかったよね？

安藤　そうですね。

大島　私が産休に入っている間にメイプル超合金が出てきたので、すげー奴出てきたなと思って見ていましたよ。「超大型新人だ！」って。だから会うのが楽しみでした。どんな子なんだろうな、きっと気は優しいんだろうなって思っていて、実際に会ったらやっぱりそうでした。うれしかったです。

スタッフ　「隙あらば潰してやろう」じゃなくて？（笑）

大島　そうですね。出てくる芽は早めに潰さないと！

安藤　新芽は天ぷらで食べるとおいしいから。

大島　何の話だ（笑）。

安藤　大島さんってずーっと出ているじゃないですか。絶え間なく。で、結婚もされて、お子さんもいるのに、ケツ出す芸をまだやってるっていうパンクな姿勢には本当に憧れます。

大島　お恥ずかしい。

安藤　屁こくわ、ケツ出すわ、鼻水出すわ。すごい芸人さんだなと思っていて。だいたいは歳をとればとるほど、そういうことできなくなっていくじゃないですか。周りの目とか気にしたりして。でも大島さんはそんなこと関係ないんですよね。めっちゃカッコいいんです。

大島　ありがとう。

安藤　お尻は出し続けてくださいね。

大島　わかった。その代わり、息子が非行に走ったら助けてよ？（笑）

私たちきっと、親戚を辿ればどこかでつながってます（大島）

──双子の役と聞いてどう思いましたか？

安藤　「サイズ感……」と思いました。

──あははははは（笑）。

大島　確かにね！ 私もでっかいほうなんですけど、それ以上になつさんはデカイですから。だから私、近づけないといけないと思って、ウエイトを上げてきました。

安藤　その気持ちで普段からたくさん食べている大島さんなんですけど、私もそれに付き合ってるので、同じようにでかくなっちゃって。結果、差は縮まりませんでした。

大島　同じもの一緒に食べてるからね（笑）。

安藤　大島さんが知ってるお店、おいしいところばっかりなんですよ。

大島　なつさんもすごいですよ。彼女、里芋が大好きなんですけど、みんなの分を茹でて持ってきてくれるんです。塩も持参してくれて。

スタッフ　皮も食べられるからね。

安藤　いやいや、皮は食べられないんですよ。

大島　間違ってスタッフさん、皮食べちゃったんですよ。「皮もうまい！」って言ってて。

安藤　私は皮食べたことないですから！ 里芋の皮なんてもう樹の皮ですよ。

──双子の役を演じてみて、感触はいかがでしたか？

大島　しっくりきました。というのも、撮影中に2人で話してたんです。私となつさんは、姉妹というか親族なんじゃないかって。なつさんは、私のお母さんの妹“きみちゃん”にそっくり。だから親近感がめちゃくちゃあるんです。そしたらなつさんが……。

安藤　大島さんはうちの母親とすごくそっくりなんです。

大島　そうなんですって。私たちきっと、親戚を辿ればどこかでつながってます。それもあってすごくやりやすかったです。あと思うことも似てるよね？

安藤　似てますね。よく回転寿司に連れて行っていただいてたんですが、そこで話すと「大島さんもそう思ってたのか！」と。だいたい一緒なんですよ。

──感性も近いんですね。

大島　そうですね。本当に親族みたいなもん。

安藤　いずれどこかの法事で会うかもしれない。