NHK Eテレで毎週金曜に放送されているアニメ「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」の9月6日(金)放送回(第131話)「離れん花火」に
ノリとマサはコンビで活動するお笑い芸人。7年前、2人でずっと芸人を続けたいと思っていたころ、銭天堂で「離れん花火」を購入した。花火の火が灯っている限り、2人は離れることはないという。おかげで今もコンビを組んでいるが、芸人としては鳴かず飛ばずのままだった。ノリは、マサのためにも花火の火を消してコンビを解消しようとするのだが……。
制作について、プロデューサーの伊藤志穂は「脚本家の伊藤睦美さんから複数プロット案をいただいた際に、夏が終わり秋に移ろう季節の中で『花火』のお話をやるのも乙ですし、芸人として売れたい気持ちと現実との間で揺れ動く感情を描くという、ちょっぴり大人なストーリーが入ってくるのも『銭天堂』の魅力なので採用させていただきました」と明かし、脚本担当の伊藤睦美は「当初の企画ではいがみ合う芸人同士のストーリーでしたが、男性ブランコさんに演じていただけることになり、お二人らしい哀愁漂うお話になりました」と経緯を紹介。また「見どころは銭天堂に迷い込んだお二人と紅子さんの掛け合いです。紅子さんに勧められた品で、男性ブランコのお二人が幸せになるか不幸になるか……ぜひ放送をお楽しみに!」と視聴者へメッセージを送った。
男性ブランコのコメントも到着。浦井は「不思議で哀愁のある道具も面白くて、芸人の心持ちをここまで想像してくれるなんて……と思えるストーリーになっています。サプライズで出演している同期の芸人が、平井だけが大好きなギャグを披露しているので、そちらもお楽しみに!」、平井は「今までお互いに言い合ったことがない僕らが、喧嘩のシーンにも挑戦しました。小学生のときに、あの子どう思ってるんだろーって、話さないとわからなかったりしますから。今回の話を見て、ちょっと素直に気持ちを聞いてみるとか、そういう行動に繋がるといいな」と話している。
同名の児童書を原作とした「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」は、“幸運のお客様”だけがたどり着ける不思議な駄菓子屋・銭天堂を舞台にした物語。店主・紅子(べにこ)が勧める駄菓子はどれもその人の悩みにあったぴったりのものだが、食べ方や使い方を間違えると大変な事態が巻き起こる。
男性ブランコ コメント
浦井:声優として人の言葉を発するキャラクターを演じるは今回が初めてなので、楽しかったです。「離れん花火」という不思議で哀愁のある道具も面白くて、芸人の心持ちをここまで想像してくれるなんて……と思えるストーリーになっています。すごく深い話をやっているんです。小学生のみんなにも、この哀愁がわかる年齢になったら、また見直してもらっても楽しめると思います。サプライズで出演している同期の芸人が、平井だけが大好きなギャグを披露しているので、そちらもお楽しみに!
平井:アニメの声優に挑戦するのが初めてだったのでうれしかったです。「銭天堂」の異世界につい迷い込んでしまう設定が素敵で、今回のストーリーも芸人事情に忠実です。今までお互いに言い合ったことがない僕らが、喧嘩のシーンにも挑戦しました。小学生のときに、あの子どう思ってるんだろーって、話さないと分からなかったりしますから。今回の話を見て、ちょっと素直に気持ちを聞いてみるとか、そういう行動に繋がるといいな。
ふしぎ駄菓子屋 銭天堂
NHK Eテレ 毎週金曜18:40~
うらけん💙💛 @uraken0710
あ、浦井さんこっちか。さすがにちゃんと書いてもらってた。 https://t.co/CuYw55dhRS