ライセンスの9年間に密着した書籍がついに発売
2009年8月7日 20:30 1
現在2度目のZEPPツアー真っ最中の
ライセンスは1996年コンビ結成。大阪でも一定の人気を獲得していたが、9年前「売れる」ために上京した。その直後、吉本興業の社員の助言によりボケとツッコミを交代。その形もすぐに定着したが、恵まれたルックスと完成度の高いコント・漫才をもってしても、いま一歩伸びきれない日々が6年続く。そんな彼らに訪れたチャンスが「M-1グランプリ2006」。M-1開催当初はコントに力を入れていたため、あまりM-1に前向きでなかったこともあったが、現在のマネージャーとの出会いが彼らに本気の一歩を踏み出させた。
当初この本は、5年後に売れているであろうライセンスを想定し「5年本」として制作を開始。だが5年後の2005年、まだ売れっ子になったとはいえない彼らは自らを省み、発売を見送った。その後、何度か発売の話が持ち上がっては立ち消え、今ようやく日の目をみることとなった。
「10年」というのは避けたかったという彼ら。何とか一桁の年数で出版にこぎつけホッとしているという。奈良の“ヤンキー”と“引きこもり”が派手ではないが着実に「売れていく」9年間の記録。発売が楽しみだ。
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お笑いナタリー @owarai_natalie
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