片桐仁、“一瞬”出演の盟友監督映画をPR

昨日10月16日、都内にて映画「小野寺の弟・小野寺の姉」の公開に先がけたトークショー付き試写会が行われ、西田征史監督、片桐仁、LiLiCoが同作について語った。

片桐はいりと向井理が1つ屋根の下に暮らす、恋愛に縁遠い小野寺姉弟を演じた本作。西田監督は原作小説、そして舞台版「小野寺の弟・小野寺の姉」の作・演出も手掛けている。これまで数多くの西田作品に出演してきた片桐は、舞台版にメインキャストとして出演。映画にもほんのわずかに登場しており、撮影中の様子を「一瞬の出番に爪痕を残そうとしてカメラ目線してきた（笑）」と西田監督に明かされた。

誤配送された1通の郵便から恋愛が動き出すドラマとあって、トークはLiLiCoの恋愛話が中心に。西田監督を気に入ったLiLiCoは、「キスしてみないとわかんなくない？」と強引に誘う。片桐は「キスしていろいろわかることありますよね！」と便乗し、困惑する西田監督を「（2人に）キスしてほしいから（笑）」とからかって楽しんでいた。

映画については「チーム一丸となって作ったあったかい作品。何も起こらないと言えば起こらない映画ですから、その佇まいみたいなものがあったかいんですよねえ」とコメント。「小説を読んでいる人も楽しめると思います。『これ違うんだよな』っていうキャスティングはない」と原作ファンにもアピールした。

映画「小野寺の弟・小野寺の姉」は10月25日（土）、東京・新宿ピカデリーほかで全国ロードショー。