特番「ロンブー淳の一度は行きたい！武将の隠し湯」（SBC制作・TBS系列28局）が、2月22日（日）に放送される。出演は、歴史好きとして知られるロンドンブーツ1号2号・田村淳と、信州（長野県）の温泉に関心があるFUJIWARA、小島瑠璃子。彼らが信州へ赴き、歴史上名高い武将が愛したとされる名湯、秘湯、珍湯を巡る。

お笑いナタリーは収録中の写真を交えながら、この番組の見どころをたっぷり紹介。収録後の風呂上がりに行われた4人のインタビューもあわせて掲載する。

文 / 成田邦洋

あえて誰も入ろうとしなかった信玄の隠し湯に原西が挑む

番組のオープニングで標高1350メートルの山道に降り立つ、淳とFUJIWARA。3人は、甲斐の武将・武田信玄が進軍のために作った軍用道路・棒道（ぼうみち）沿いに、「信玄の隠し湯跡」を発見する。雪が残る道沿いにその温泉らしき空間は広がるが、湯気こそ立ち上っているものの素直に温泉と呼ぶには怪しく、FUJIWARA藤本が「これ、お湯か？」と首をひねるほど。氷点下の寒さの中、FUJIWARA原西がしぶしぶ入浴することに……。

レストラン列車「ろくもん」を超スペシャルプランで贅沢に！

軽井沢と長野を結ぶ豪華レストラン列車「ろくもん」が、真田ゆかりの地・長野県上田市に来た3人を迎える。ろくもんは、信州の一流料理人が腕によりをかけた料理を味わえる特別列車だ。そのボディには、戦場における“真田の証”である「赤備え」のカラーリングが施され、淳も「赤備えを戦場で見たら逃げろと言われていた」と持ち前の知識を披露する。その列車に淳は、とあるサプライズを仕掛けていた。FUJIWARAを待ち受けていた“超スペシャルプラン”とは？

あの病気も治る？ FUJIWARA「前田家が惚れ込んだ湯」へ

番組は、まもなく開業する北陸新幹線にも注目。FUJIWARAの2人によるロケも実施している。その目的は、加賀百万石・金沢の隠し湯に秘められた「ちょっと大きな声では言えない内緒の話」を明らかにしてくるというものだ。実はその温泉は、加賀・前田家の家老の“人にはあまり言いたくない病気”がきっかけで、今に伝わる名湯として名を馳せるようになったのだという。しかしFUJIWARAは、海の幸が豊富な金沢で温泉のことを忘れてしまい、その足が市場のほうへと向かっていた。2人は無事に「武将の隠し湯」の謎を解き明かすことができるのか？

温泉一本勝負！お湯も人も極限までディープ！濃厚すぎる隠し湯

真田十万石の城下町・長野市松代。一行が訪ねたこの町には、80年以上の長きにわたって庶民の湯治場として愛されている温泉がある。この温泉も、やはり由緒ある「武将の隠し湯」なのだ。松代は、かつて武田信玄と上杉謙信が激突した場所からも近く、そんな理由から「信玄の隠し湯」と言われている。湯の濃厚さは一目瞭然。まるでビールのように炭酸が吹き出し、真っ白なタオルは、あっという間に茶色く染まる。淳からは「時の武将がこんなにいいお湯を知っていたら入らないわけないですもんね」とお墨付き。武将の隠し湯初体験の小島瑠璃子も混浴で加わり、4人の賑やかな温泉トークは尽きることがない。