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やついいちろう、舞台「夏の終わりの妹」の見どころ語る

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遊園地再生事業団の最新公演「夏の終わりの妹」が9月13日(金)から22日(日)まで、東京・あうるすぽっとにて開催される。出演者のエレキコミックやついに話を聞いた。

遊園地再生事業団は、宮沢章夫が主宰する演劇ユニット。やついは2010年に行われた「ジャパニーズ・スリーピング / 世界でいちばん眠い場所」以来、約3年ぶりに同ユニットの舞台に出演する。主宰の宮沢が「ここでやろうと思う試みの1つは『インタビュー』です」と綴る今回の公演について、やついは「朗読劇のような舞台になりそう」とコメント。「セリフ1つ1つを受け取ったときに、自分が何を感じるのかっていうことを噛みしめながら観ると楽しめると思います」と提言している。ファンは舞台を楽しむとともに、コントとはまた違った表情を見せるやついにも注目しよう。

エレキコミックやついいちろうコメント

──主宰の宮沢さんとの出会いは?

シティボーイズさんが日比谷野音でやったときに(1997年公演「NOT FOUND」)、入り口で宮沢さんを見かけて、大ファンだったんで思わず話しかけたんです。そのときは「友達かと思った」って言われました(笑)。それから「演劇ぶっく」で僕がインタビュアーになって話を聞いたり、2005年の「RISING SUN ROCK FESTIVAL」で「ブラックホール」っていうコメディテントができたときに宮沢さんが担当するコーナーに出たり、そういう感じで徐々に知り合いになっていった感じです。

──2010年の舞台「ジャパニーズ・スリーピング / 世界でいちばん眠い場所」でお声をかけられたときはどう思いましたか?

昔から宮沢さんと何かやりたいなっていうのが夢の1つとしてあったんです。ただ、自分は芸人だし、宮沢さんがやってらっしゃることはコントっていうわけでもなかったんで、遊園地の舞台に俺が出ることはないんだろうなとずっと思っていて。そしたら呼んでもらったんで、夢が叶ったなと。

──やってみて一番よかったのは?

自分の演技を客観的に見てもらったところですかね。宮沢さんに言わせると「うまい」っていうことがわかりました(笑)。いままでやってきた自分の演技は間違ってなかったんだっていう自信になったというか。

──今回どんな舞台になりそうですか?

まだわからないんですけど、全員が少しずつ小説を読んでいくような舞台になりそうです。たとえるなら「坊ちゃん」をお芝居にするんじゃなくて、そのまま朗読していくような。朗読劇に近いものになるのかなって。セリフ1つ1つを受け取ったときに、自分が何を感じるのかっていうことを噛みしめながら観ると楽しめると思います。そのまま受け身で観ているだけだとわからなくなっちゃうかもしれないです。たとえば、テレビを見るときってあんまり考えたりしないじゃないですか。お笑いもそうですけど、そんなに考えないようにできてるんです。考えると、人って笑わないから。演劇でも、お話をメインにしたものはわかりやすいものが多いんですけど、宮沢さんは徹底してそれをやらなくなった気がしていて。宮沢さんの舞台を観ていると、やっぱり考えますよね、自分のことを。今回は「インタビュー」っていう題材があるんで、「聞かれること」「聞くこと」っていうものを意識するようになると思います。舞台から何かを聞かれていると思いながら観るといいかもしれないですね。

夏の終わりの妹

日程:2013年9月13日(金)~22日(日)時間は日によって異なる。※16日(月)は休演。
会場:東京・あうるすぽっと
料金:一般 前売4500円 当日5000円 / 学生 前売3000円 当日3500円 / 豊島区民割引 4000円(あうるすぽっとチケットコールのみ前売扱い)
チケット:遊園地再生事業団 / ルアプル オンラインチケットサービス(http://roa-polo.com/)、カンフェティチケットセンター(http://www.confetti-web.com/)、イープラス、あうるすぽっとチケットコール(03-5391-0516 10:00~19:00)
問合せ:遊園地再生事業団 / ルアプル

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