昨日4月28日、映画「舟を編む」の大ヒット御礼舞台挨拶が都内で行われ、
4月13日に全国237スクリーンで公開され、観客動員数が40万人を突破するなど好スタートを切った同映画。辞書の編集部を舞台にしたエンターテインメント作品となっており、松田と宮崎が主演を務めるほか、オダギリジョーら豪華キャストが集結している。
又吉がMCを務めた舞台挨拶では、「こうやって多くの人に観てもらえてうれしい。何回観ても楽しめる作品だと思う」と石井監督。「私のまわりも面白いと言ってくれている。私の役名が香具矢(かぐや)なので、同じ名前のお米を送ってもらったりました」と宮崎は周囲の高評価を喜んでいる様子だった。又吉とは2度目の共演だった松田は、数年ぶりに再会した又吉について「変わったなと。髪も伸びましたね」と感想を語りつつも両者の会話はまだどこかぎこちなく、「この感じで2人の距離感が伝わったと思います(笑)」と苦笑い。又吉は「これから距離を縮めていきましょう!」と積極的に語りかけていた。
舞台挨拶では、辞書の装丁デザイナー役を演じた又吉がフリップを見せながら「ゴールデンウィーク」や「舟を編む」の語釈を発表。「舟を編む」について「石井監督をはじめ、素晴らしいキャスト、技術スタッフが集まり制作された面白い映画。観た人はみんな全力を尽くすことの美しさを知る。一瞬出ている又吉を発見すると幸せになれる。例:『舟を編む』を観てない貴様とは喋らん」と紹介すると客席は笑いに包まれ、宮崎は「面白いし、“全力を尽くすことの美しさを知る”っていう部分が素敵だと思います」と語った。
また、板前役を演じた宮崎は、今後演じてみたい職業について「その後役に立つ職業を演じてみたい。今回は板前さんの役を通じて器の選び方や盛りつけ方を勉強させてもらいました」とコメント。これを受けて又吉は「パイロットとかいいんじゃないですか?」と笑わせる場面も。
最後に松田は「言葉を題材にした映画で、年齢問わず楽しめます。もっとたくさんの人に観てもらいたい。僕も元気をもらいました」と、改めて作品をアピール。又吉の呼びかけで出演者と監督に大きな拍手が送られ、舞台挨拶は終了した。映画「舟を編む」は丸の内ピカデリーほか全国公開中。
※文中にて「宮崎あおい」と表記していますが、「崎」の字は旧字体が正式表記となります。
舟を編む
配給:松竹 アスミック・エース
松田龍平 / 宮﨑あおい / オダギリジョー / 黒木華 / 渡辺美佐子 / 池脇千鶴 / 鶴見辰吾/伊佐山ひろ子 / 八千草薫 / 小林薫 / 加藤剛
原作:「舟を編む」三浦しをん(光文社刊)
脚本:渡辺謙作
監督:石井裕也
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