一度は芸人を志したものの挫折し、さまざまなアルバイトを経験し、やがて芸能事務所で働くことになった美幸。現在は別のモデル事務所を設立して代表取締役を務める一方、高校の講師としても活躍している。
本書に描かれているのは著者の少年時代、父親の借金により激貧にあえぐ矢部家の日々。書籍のあとがきで美幸は「幼少の頃の記憶だと、矢部家は、けっこうな借金があるにもかかわらず、家の中が暗かった印象はありません。じいちゃん、ばあちゃんは、子供の自分たちを笑って見ている、おやじはよく冗談を言い、笑っている、おかんは天然気質で突然、意味不明の言動で周りを笑わす……いつも家の中には、笑いがあったように思います」と述懐している。
兄弟や両親、祖父母との秘蔵写真も満載。矢部家の様子がよくわかる本書をぜひチェックしよう。
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お笑いナタリー @owarai_natalie
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