「メガネ2人やばい」DVDコメンタリー収録で東京03事変

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昨日4月22日、都内にて6月20日に発売される東京03の最新DVD「第13回東京03単独公演『図星中の図星』」コメンタリー収録が行われた。

DVD「第13回東京03単独公演『図星中の図星」の副音声収録を行った東京03。

DVD「第13回東京03単独公演『図星中の図星」の副音声収録を行った東京03。

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昨年2011年11月より全国10カ所で全26公演が行われ、約1万1千人を動員したこの公演。DVDには7本のコントと8本のVTR、さらにゲストにおぎやはぎと浜野謙太(SAKEROCK / 在日ファンク)、そしてジェントル久保田が指揮するジェントル・フォレスト・ジャズ・バンドを客演に迎え、最終東京公演のみで行った合同コント「脇役たちの大冒険」千秋楽バージョンが収録されている。

最初のコント「一人足りない」では、「間違えたら終わり」とプレッシャーを感じていたことを吐露。さらにその前のVTR「キャスト紹介『ピアノ曲 HIT IT』」では、おなじみ大竹マネージャーのピアノがさらに緊張感をあおるそうで、そこから角田の嫉妬トークが始まった。「フォロー」は飯塚苦心の作で、公演中何度も内容を変更。もともと飲みの席で勃発したオークラをめぐる矢作と角田の論争を飯塚がコント化したということで、その顛末も明かされた。そんな苦労にもかかわらず、角田のコント中の様子を豊本が暴露すると、見えてなかった飯塚は仰天。角田が自ら注目ポイントを解説している。「山の上の別荘」は「せめてコントにしたかった」という角田が設定を担当。当初後輩の巨匠・岡野が気を使って苦笑いするほど、完成が危ぶまれたそうだが、“角田の強敵”を飯塚が思いだし、見事コント化に成功した。ここではさらに豊本の弱点も発覚。その豊本は「救世主」でまさかの事故が起こったことを根に持っており、飯塚必死のフォローもむなしく、フォロー下手の角田が火に油を注いだ様子が語られている。

「友人の友人」では、豊本と角田の確執が発覚。角田に苦情を言い始めた豊本に、飯塚も「珍しい!」とビックリし、「9年目にしてメガネ2人やばい」と展開を楽しんだ。観客の気持ちも踏まえて角田のやりたい放題を改めて責める豊本だが、角田も譲らず。これまで豊本同様のことを角田に言ってきた飯塚は角田の態度に業を煮やし、最後角田にお仕置きをした。「誰?」は飯塚と元カノのドキュメンタリー作品。淡い思い出に浸る飯塚だが、今度は角田のみならず豊本までもが舞台でやりたい放題の様子を見て、「こんなに長くなるコントじゃない」「問題作ですよ」と苦言を呈し始める。最後の「ラブホテルの攻防」はオークラの作品。角田は「ちっちゃい人間じゃないと作れない」と言いながらオークラを絶賛し、ほかの2人も「無敵」「天才」とオークラを賞賛。さらにここで飯塚のコント師としての新たな夢も誕生した。

VTRでは「バリバリフォローハイスクール」で角田の学生時代、「アイデンティティ」でニイルセンの手腕、「フォローも相談も出来ないけれど」ではまさかのリアルロケの実態が明らかに。特典映像では、その豪華さに再び圧倒されながらも、おぎやはぎを褒めたりけなしたり、アルファルファの貴重な単独ライブを思い返したりと、3人が終始楽しそうに喋り、収録後には「途中何の話してたかわからなくなっちゃった」とまた笑いあった。

DVDはすでに予約開始。タワレコ限定特典では、通常盤の特典映像と収録日の異なる「脇役たちの大冒険アナザーバージョン」DVDが先着で配布されるので、早めに予約しよう。

東京03コメント

――コメンタリーを終えていかがですか?

飯塚:ラジオはやってますが、ここまでガッツリ何もなしでフリートークってないよね。

角田:ツアーでずっと回ってたので、やっぱりいろいろ思い出があります。

飯塚:芸歴が長いから、思い出も多いね(笑)。

角田:ネタも実体験からのほうが多かったりするから。

飯塚:僕と角ちゃんはしょっちゅう飲みに行ってるんでこういう話もするんですけど、豊本に関しては全然ないんですよ、そういう機会が。なので、ここで豊本の本心というか、影で思ってたこと、角ちゃんに対する文句が。

角田:……ほんっとにあれはショックですよ。お互い楽しくやってたと僕は思ってたのに。ちょっとビックリしましてね……。

豊本:言おうとは思ってなかったんですよ(笑)。

角田:いやー怖いです。

飯塚:気持ちが溢れ出ちゃって(笑)。

角田:客観的な感じで来られて余計にショックなんですよね。

飯塚:みんな思ってるよ。

角田:やめろっつうんだよ!

飯塚:これから次回ライブのネタ作りなんですよ。

角田:次から豊本さんを意識してしまうんじゃないかと。

飯塚:ネタもそうだし、関係性が変わってくるでしょ。気を使いますよね。

角田:俺がね、だらだら伸ばしちゃってること、今まで気づかずにやってこれたのに。

飯塚:ウソつけ!

――読者にメッセージをお願いします。

飯塚:本編もよくできてると思いますし、結構これまでしなかったような実験的なネタが多いんですよ。今まで見てきた人も初めての人も楽しめるように作りました。特典のほうは本当に豪華ですから、何も考えずに楽しんでいただけたらと思います。

豊本:ライブに来ていただいた方もそうなんですけど、これを買っていただいて、観ていただいた方も、これ一応三部作ということになっていて、これが第一作目なんです。引き続き、14、15まで連続で観てもらわないと、困ります。お願いします。

角田:いま久々に本公演を見ましたけど……やっぱ面白いですねー。面白かったです。特別公演もあんな豪華なの絶対ありえないですし。次はどうかっていうのはまた別の話になりますから、そこは割り切って。あれはあれですごかった、次はどうなるかわからない。

飯塚:何の保険!? 何不安になってるの(笑)?

角田:次のツアー中は心折れないように。僕はこれまで通りやる気でいるんですけど、ふっと我に返っちゃうと怖いですね。今まで飯塚さんだけに言われてきたのに、まさか、裏切られた気持ち。

飯塚:うるせー(笑)! 最後の最後に火が付いちゃったよ。

角田:でもね、これ観てくれたみんなもそう思ってるってことでしょ?

豊本:あー、これこれこういうところです。

飯塚:ここからしぼむ一方。

角田:まさかね、お客さんまでそう思ってるなんてビックリしましたよ! ただやらせていただきたい、僕は!

――この話の続きはコメンタリーで。

角田:飽きましたね?

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