国宝の前でご祈祷体験 鳥越裕貴が悠久の地・奈良でゆったりパワーチャージ旅 奈良「#ずらし旅」

鳥越裕貴の奈良「#ずらし旅」レポート

鳥越が奈良の旅で訪れたのは、桜井市にある安倍文殊院と、奈良市にあるかき氷店・kakigori ほうせき箱。JR東海では「EX 旅のコンテンツポータル」にて、この2つのスポットを含むプランが販売中だ。旅の当日は早朝から、“三人寄れば文殊の智恵”で知られる文殊菩薩を本尊とする安倍文殊院へ。田村升吾の熱海旅に続き、「#ずらし旅」のマスコットである、ずらし旅モンスター・マドゥが同行する。目的地に近づくにつれ、マドゥを隣に寝ぼけ眼だった鳥越の顔は、みるみる輝きを増していった。

快慶作の渡海文殊像に息を呑む、
ご祈祷は“感謝”の思いで

快慶作の文殊菩薩と獅子。

大化元年(645年)に安倍倉梯麻呂が安倍一族の氏寺として建立した安倍寺(崇敬寺)を起こりとする安倍文殊院。到着すると、鳥越は一目散に境内入口にある看板へ。熱心に説明を読み、はやる気持ちを抑えられない様子だ。手水舎で身を清め、本堂へと向かう。今回、鳥越には「EX 旅のコンテンツポータル」のプランで、通常の参拝では入ることのできない本堂奥内陣の国宝・渡海文殊像 御宝前でご祈祷を受けてもらう。

鳥ちゃん、おいらはマドゥ! 今日は鳥ちゃんと一緒に奈良の旅を楽しむズラ

鳥越裕貴
ご祈祷を受ける鳥越裕貴。ご祈祷を受ける鳥越裕貴。

本堂の奥へ進むと、鎌倉時代の仏師・快慶による高さ約7メートル、日本最大の文殊菩薩が鳥越を迎えた。その悠然たる佇まいに、鳥越も「はあ、すごい……」と思わず声を漏らす。勇ましい獅子の上に乗る文殊菩薩の周りには、ゆかりの脇士4体が並び、彼らが雲の上を渡って人々を救う旅に出る姿が表されている。確かな迫力が備わる渡海文殊像だが、風になびく着物の裾、造形のバランスの美しさは、温かみをも感じさせる。鳥越は「ドキドキしています」と言いながら最前の椅子に座り、文殊菩薩を見つめた。錫杖をかざされ、背筋をピンと伸ばすと、時に手を合わせ、時に目を閉じて、ご祈祷の時間を空間ごと味わうように過ごす。終わると副住職からお守りとお札を受け取り、話に耳を傾けた。聞けば、右から2番目の善財童子像は獅子たちを導く役目で、そのために振り返った格好をしているのだが、本来はもっと手前にあるべき像なのだとか。ちょうどその位置に座っていた鳥越は「だからか! ずっと獅子と目が合うなあって思っていたんですよ(笑)。“感謝”の気持ちでおったけど、ちょっと気になっていたんです」と笑った。

鳥越裕貴
ご祈祷中の様子。
渡海文殊像
絵馬と鳥越裕貴。“七まいり”では1度回るごとにお札を納める。

安倍文殊院には毎年、多くの参拝者が訪れ、特に受験シーズンになると本堂前は合格祈願の絵馬でびっしり。そこで鳥越も「NHK朝ドラに出る!」と一筆認める。「コツコツ芝居をがんばって、人とのつながりを大切にして、三十代後半に朝ドラに出たい。そこで全国のおじい、おばあに知ってもらう!」のだとか。境内には恋愛成就・良縁成就の縁結び大神も。鳥越が納めたハート型の絵馬も、このどこかに……。

大きな池の周りにはソメイヨシノやシダレザクラが植えられ、春になると境内はピンクに染め上げられる。池の上の金閣浮御堂では、回廊を7度回って災難を取り除く“七まいり”ができ、「人は一生のうちに思いがけない7つの災難に遭うとされていて……」と説明を聞いた鳥越は、「数年前にしめ鯖を食べてアニサキスに当たったのが、7つの災難のうちの1つです!」と言いながら、足早に金閣浮御堂へと向かった。

急いで回ると目がクラクラしちゃうズラよ!ゆっくり、落ち着いてお願いごとをするズラ…

小腹が空いて亀パンをパクリ。
《旅の佛》限定御朱印と魔除け念珠を受け取る鳥越裕貴。本堂に飾られたメッセージボードとパチリ。

境内には高台に、安倍晴明が天体観測をしたとされる晴明堂も。晴明堂前からは、8千株のパンジーで描かれた干支のジャンボ花絵を見下ろせる。そんな安倍文殊院を、後ろ手を組みながらキラキラした瞳で観て回った鳥越。「小腹が空いた」と池を望む東屋で、生地とあんにかぼちゃが練り込まれた亀パンにかみつくと、時計はもう正午を指す頃だ。《旅の佛》限定御朱印と魔除け念珠、両親のお土産に“ぼけ封じ箸”をゲットし、持参した御朱印帳の1ページも埋めてもらって急いで北上! 奈良市街地を目指す。

ちなみに、鳥越が「こんな神聖な場所に僕みたいなもんが書いたのを飾っていいんですか!?」と恐縮しながら書いたメッセージボードとサインポスターが本堂に飾られているので、ぜひ確認してほしい。

※亀パンは現在、通販にて販売中。売店はテイクアウトのみで営業しています。撮影のために特別に提供していただきました。

ハート型の絵馬を飾る鳥越裕貴。
サインポスターの前で、マドゥと。
安倍文殊院

創建以来、1300年以上にわたって人々の信仰を集める祈祷寺。御本尊は快慶作の国宝・文殊菩薩。

〒633-0054 奈良県桜井市阿部645
TEL. 0744-43-0002

※渡海文殊像の前でご祈祷が受けられるほか、《旅の佛》限定御朱印と魔除け念珠が授与されます。
※特別御朱印は書き置きのみとなります。

ほー、おもろ!カラフルなかき氷に舌鼓

“映え”かき氷に驚く鳥越裕貴。

鳥越がやって来たのは、近鉄奈良駅から徒歩約6分のかき氷専門店・kakigori ほうせき箱だ。2018年にこの場所に移転したkakigori ほうせき箱では、72時間かけて凍らせた専用の氷を使用したかき氷が、暖かい店内で楽しめる。氷の温度を調整してから削るので“キーン”としないうえ、口溶けの良いやわらかい氷と牛乳やヨーグルトなどにガスを加えたふわふわエスプーマが口の中でマリアージュ。さらに季節の果物や奈良の食材が取り入れられたメニューは目にも鮮やかで、食べる前から目尻が下がる。「EX 旅のコンテンツポータル」のプランでは、そんな人気店の席が確約でき、好きなかき氷1つをいただける。

“ほうせき”は奈良の方言で“おやつ”って意味なんズラよ(エッヘン)

かき氷を堪能する鳥越裕貴。

鳥越は、店のおすすめメニュー・奈良いちご氷2022と大人の抹茶DXの2杯食い。待っている間、ほかの客が食べているかき氷を目撃した鳥越は、その大きさと“映え”る色合いに目を丸くする。やがて、奈良いちご氷2022が柿の葉茶と共に運ばれてくると、その目はさらにまん丸に。いちごやヨーグルト味のエスプーマ、いちごのシロップと、いちご尽くしのぜいたくなかき氷の味は、言葉では言い表せないようで、「んん!?」「うわっ」「ほおー!」といった感嘆詞と、七変化する表情でそのおいしさを伝えてくれた。続いて、鳥越が「これまた……」と言う視線の先には大人の抹茶DXが。こちらは奈良の銘茶・大和抹茶にラムを効かせ、マスカルポーネクリーム、きなこやコーヒー豆のクラッシュが入った、大人なかき氷。「マスカルポーネ、ばかうま!」と言いながらぱくぱくと口に運ぶ鳥越は、食べ進めるにつれていろいろな味と食感が顔を出すかき氷に向かって「おもろ!」と叫んでいた。

鳥ちゃ~ん、おいらにもひと口ちょうだいズラ~!

予約は「EX 旅のコンテンツポータル」で。

店内にはかき氷のイラストのTシャツやバッグ、かき氷皿、柿の葉のグッズなどが並ぶ。それらを眺めて鳥越が手に取ったのは、かき氷が刺繍されたカメラストラップ。「もともとフィルムのカメラが好きだったんですけど、今はスマホの性能が高いのでそれで撮影することがほとんど。旅先ではよく写真を撮ります。これ、かわいいな」とほほ笑んだ。kakigori ほうせき箱の入店を「EX 旅のコンテンツポータル」で予約すると、かき氷のイラストが柄に載ったJR東海の特製オリジナルスプーンも付いてくる。ぜひ、思い出に持ち帰ろう。

なお、今回鳥越が訪れた奈良のスポットは「EX 旅のコンテンツポータル」で予約するのがオススメ。新幹線予約の流れで、旅先での体験もチェック・予約できる。

ご祈祷とスイーツで心もお腹も満たされた鳥越は、奈良で心身共にフル充電できた様子。「ありがとうございました!」と駅の階段を軽快に駆け上って行った。

鳥越裕貴
鳥越裕貴
JR東海の特製オリジナルスプーンを手にニッコリ。
kakigori ほうせき箱

冬場もにぎわう、予約制のかき氷専門店。エスプーマと奈良の食材を使用したこだわりのかき氷メニューが年間を通じて豊富にそろう。

〒630-8222 奈良県奈良市餅飯殿町47
TEL. 0742-93-4260

※入店枠15:00から15:30までの席の確約、メニューの中から1500円までのかき氷を1つ選ぶことができます。
※特製オリジナルスプーン付き。
※かき氷のメニューは季節により変わります。

鳥越裕貴の奈良ずらし旅フォロー&クイズキャンペーン

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応募期間:2022年3月25日(金)~4月24日(日)23:59

※撮影時のみマスクを外しています。


2022年8月31日更新