「幽☆遊☆白書」の原点、ここにあり
──鈴木さんご自身の出演シーンでは、特に母親と麻弥とのエピソードに力を入れて演じられたとのことですが、全体を通して印象深いシーンや、ここに注目してほしいという場面はありますか？
桑原が子猫の永吉を取り返す場面で、直也さんが高い声でワーワー叫んでるところが個人的に大好きで。「直也さんの声、最後までもつのかな？」って心配になりながら見ていた記憶があります（笑）。あと、メインキャストの4人はみんな同じ意見だったんですけど、「幽☆遊☆白書」の全体像を思い出そうとするときに、どうしても「暗黒武術会編」や「仙水編」「魔界編」の印象が強いので、前半の「霊界探偵編」で覚えていなかったエピソードも実はあったんです。今回の舞台「幽☆遊☆白書」では、時間軸を変えながら前半部分のエピソードを丁寧に描いているので、「ああ、『幽☆遊☆白書』の原点ってここだったな」っていうのを思い出してもらいたいですね。舞台を機にぜひコミックスに手をつけていただいて、これから先、幽助がどんな敵と出会い強くなっていくのかを見届けながら、「魔界編」まで読み切ってほしいなと思います。
──鈴木さんの強い原作愛が伝わってきました。
僕、実はリアルタイムで「ジャンプ」本誌を読んでいて、最終回が掲載された号も買ったくらいガッツリ「幽☆遊☆白書」世代なんです。キャラクターでいうと雷禅が好きで、最期の「あー……ハラへったな」っていうセリフに衝撃を受けました。エピソードでいうと「仙水編」にすごくハマっていたんですが、未見の方にオススメしたいのは、やっぱり「暗黒武術会編」ですね。六遊怪チーム戦から戸愚呂チーム戦まで過酷な戦いがずっと続くので、「舞台でやるとなると難しそうではあるけど目標だよね」っていう話をみんなでしていました。
──舞台版でも「暗黒武術会編」を観てみたいと思っているファンの方々も多いのではないでしょうか。今後の展開に期待しています。
- 舞台「幽☆遊☆白書」
- 2020年2月27日発売 / バンダイナムコアーツ
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[Blu-ray 2枚組]
税込9680円 / BCXE-1495 -
[DVD 2枚組]
税込8580円 / BCBE-4972
- 収録内容
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- 本編（9月22日に実施された大千穐楽の模様を収録）
- 映像特典
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- バックステージ映像
- ビジュアル撮影メイキング（ビジュアル撮影時のメイキング＆キャストコメント）
- カーテンコール集（東京公演千穐楽、大阪公演千穐楽、福岡公演千穐楽）
- 「アフタートークイベント in サンリオピューロランド」トークコーナーダイジェスト
- 封入特典
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- ビジュアルフォトブック（16P）
- スタッフ
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原作：冨樫義博「幽☆遊☆白書」（集英社「ジャンプコミックス」刊）
脚本・演出：御笠ノ忠次
- キャスト
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浦飯幽助：崎山つばさ
桑原和真：郷本直也
蔵馬：鈴木拡樹
飛影：橋本祥平
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雪村螢子：未来
浦飯温子：角島美緒
ぼたん：平田裕香
剛鬼：新田健太
幻海：エリザベス・マリー
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コエンマ：荒木宏文
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アンサンブル：秋山皓郎、安藤勇雅、片伯部浩正、坂井良平、田﨑直輝、田邊謙、戸舘大河、名幸哲之介、野村新成、星直実、南井雄斗、村井雅和、山田貴斗
©︎舞台「幽☆遊☆白書」製作委員会 ©Yoshihiro Togashi 1990年-1994年
- 鈴木拡樹（スズキヒロキ）
- 1985年6月4日生まれ、大阪府出身。2007年のテレビドラマ「風魔の小次郎」でデビューを果たし、2008年には「最遊記歌劇伝 -Go to the West-」で主演を務めた。以降は「舞台『刀剣乱舞』」シリーズ、「舞台『弱虫ペダル』」シリーズ、「劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月 下弦の月」などに参加。現在、出演映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」が公開中。また主演舞台「アルキメデスの大戦」が2020年6月30日から7月16日まで東京・シアタークリエで上演され、映画「死神遣いの事件帖」が同年5月29日に公開される予定。
