松本花（マンガ家）

祝！少年社中さん20周年！
いつも素敵な舞台をありがとうございます。
社中の皆様や社中さんの舞台に係る皆々様が織りなす世界は万華鏡を覗いた時のようなワクワク感で満ち溢れ、毎公演胸を高鳴らせて拝見しております。
幸せです。ありがとうございます。
皆様お忙しい事と思いますが、お体大切に本当に大切に、ますますのご活躍を心より楽しみにしております！

私の好きな少年社中の作品「贋作・好色一代男」

「贋作・好色一代男」です。
好きが過ぎてコミカライズをさせて頂いております。夢のよう。
当時の社中さんは15周年。
5年経った今でも舞台から感じたエネルギーの圧がふいに甦りますし、各キャラクターの愛おしさ、誰も彼も愛しながら自身を愛せないが故に誰よりも愛されたい主人公世之介の小ささ弱さに心を寄せずにはおられません。
とは言え社中さんの作品はそれぞれ違った味わいがありますので、どの作品も大変美味しく頂いております。幸せ。
PROFILE

マンガ家。2016年より少年社中「贋作・好色一代男」（新書館）のコミカライズを手がけ、現在「ウィングス」（新書館）にて連載中。
松本寛也

少年社中様
20周年おめでとうございます！
僕にとっては大先輩である少年社中。
少年社中の数々の作品を観させていただき、出演させていただき、僕の【演劇の教科書】として、いつも勉強させていただいています。これからも、心躍る演劇を見させてください。そして、また出演させていただける機会があるのならば、前回出演した時より一層精進してまいりますので、この先もよろしくお願いします！
一ファンとして、一役者として。
PROFILE

1986年生まれ、秋田県出身。俳優。少年社中「ラジオスターの悲劇」「パラノイア★サーカス」「ピカレスク◆セブン」や、毛利亘宏が脚本を手がけた特撮テレビドラマ「宇宙戦隊キュウレンジャー」に出演。4月は「ダレンジャーズ」が控える。
三上俊

劇団員の長谷川太郎と外部の舞台で共演し、唯一無二の親友となり、そこから深く少年社中のことを知っていくことになった。
初めて出演させていただいたのは「ラジオスターの悲劇」。
ゲストが主役というなんともぶっ飛んだ企画に驚いたものです。
その時感じたのは、毛利さんの演劇への信頼と挑戦心。そして少年のように純粋に芝居を創っている姿に役者として惹かれました。そして「アマテラス」では女優のいる中、女性役をいただき、どこまでも枠にはまらないスタイルに滾りました。
これからも劇団少年社中という変わらぬ色を持ちながら、新しい挑戦をし続けて下さい。

私の好きな少年社中の作品「ラジオスターの悲劇」

初めて少年社中さんに出演させていただいた作品であるということもありますが、普通のサイズの演目でゲストが主役を演じるということが衝撃的過ぎました。
そもそも毎日どこかしら違う公演になるのが、舞台を生で観る醍醐味なのに、この作品は毎日まったく違う作品になる。そしてその発想を無理やり活かすのではなく、ラジオDJという形で無理なく成立させているその手腕に唸らされました。
あんなに刺激的だった公演もそうそうなかったと思います。
PROFILE

1981年生まれ、東京都出身。俳優。少年社中には「ラジオスターの悲劇」「アマテラス」に出演。9月には「最遊記歌劇伝－異聞－」が控える。
南圭介

毛利さん！少年社中20周年おめでとうございます!!
毛利さんとは「宇宙戦隊キュウレンジャー」からの繋がりで、毛利さんが書いて下さったからこそ、僕は鳳ツルギという役に出会えました。
とても感謝しています。
少年社中さんの作品は「ピカレスク◆セブン」を見させていただきましたが、少年社中第1回公演が僕の大好きな原作の「アルケミスト」だと知った時は運命めいたものを感じました。これは良き前兆だと確信し、これから始まる我々の「MAPS」がとてもとても楽しみです!!
引き続き宜しくお願い致します!!
PROFILE

1985年生まれ、東京都出身。俳優。少年社中には「MAPS」、毛利亘宏作品には、特撮ドラマ「宇宙戦隊キュウレンジャー」に出演。映画「BLOOD-CLUB DOLLS」の公開が秋に控える。
宮崎秋人

少年社中さんへの思いなんて語り出したら止まらなくなってしまいますが、
まず社中さんへの印象は「ネバーランド」の時も、「ピカレスク◆セブン」の時も感じたことが
“自分も劇団員（家族）なんじゃないか”と錯覚してしまうくらいのホーム感ですね。
道端や稽古場でばったり会った日にはニヤニヤしてしまいますもん。毛利さんは勿論ですが、
劇団員の皆さん、社中さんと関わってる全てのスタッフさんが本当に良い人しかいなくて……。
それが社中作品の温かさに繋がってるんだと思います。
そして、社中さんの作品はいつも観劇した後「うわ、出たかった。悔しい。」って思わせられます。本当に悔しいんですよね、そこに自分がいないことが。
あの……なんか……大好きなんですよね。少年社中が。結局この一言で済んでしまうんです。
あともう一言付け加えるとしたら……ありがとうございます。
これからも宮崎を呼んでください。素敵な作品を生み出し続けるのはわかっておりますので。

私の好きな少年社中の作品「モマの火星探検記」（2017）

「自分が出演した作品以外で」と勝手に縛りました。そうじゃないとそりゃ「ピカレスク◆セブン」と「ネバーランド」になってしまうので。
初めて目にした社中さんの作品がモマのDVDで（「ネバーランド」に出演させていただくにあたって、初演を観るのを控えたかったので）その時のインパクト、心の震え方が忘れられなくて昨年の矢崎広くんのモマを観た時には、ど頭で広くんがセンターから出てきた瞬間に説明できない涙が溢れてきてその時自分がこの作品が大好きなんだなと改めて痛感しました。
「ピカレスク◆セブン」の時も社中メドレーが流れている時にモマの曲に差し掛かった瞬間にテンションが最大まで上がってました。
PROFILE

1990年生まれ、東京都出身。俳優。少年社中には「ネバーランド」「ピカレスク◆セブン」に出演。現在「PHOTOGRAPH51」に出演中。4月27日には朗読劇「私の頭の中の消しゴム 10th letter」が控える。
村上大樹

今から20年前、お互い学生劇団同士、切磋琢磨した時代がありました。ワセダ演劇のヒエラルキーの頂点「劇研」出身の毛利くんや少年社中のみなさんは、実力と覚悟を兼ね備えたまさに演劇エリート。当時は嫉妬心からつい「いい歳して何が少年だよ」的な憎まれ口を結構叩いた気がします。ごめんなさい。あれから20年、あの時は勝手にライバルだと思っていましたが、今は勝手に同志だと思っています。それくらい、劇団を続けていく大変さはわかっているつもりです。というわけで20周年おめでとうございます。これからもお互い頑張っていきましょう。
PROFILE

1973年生まれ。拙者ムニエル主宰。脚本家・演出家・俳優。拙者ムニエルと少年社中は、共に学生劇団として、早稲田大学で同時代を過ごした仲。4月には舞台「若様組まいる～アイスクリン強し～」が控える。
森下亮

僕が出演させて頂いた「ラジオスターの悲劇」は主演が日替わりというとんでもない公演でした。
そう、誰もが居酒屋で思い付くけど、実際やってみることはない企画です（笑）。
僕ら9人の主演は自分の出演日に向けて準備をしますが、社中のみんなは9人の主演を相手に通常の9回分のリハーサルを行います。
劇場に入っても毎日初日、毎日ゲネプロ。冷静に考えたらこんな大変なこと誰もやりません（笑）。
それをやってのける劇団力が社中にはあります。それをめちゃくちゃ楽しむ力が社中にはあります。
毛利さんも「こんなこと2度とやらねえぞ！」と言いながらもめちゃくちゃ笑顔でした。
シャチューズ・ハイでした。それがそのままお客さんの前に出ているんだろうなと思います。
20周年おめでとうございます。これからもめちゃくちゃ大変で、めちゃくちゃ楽しい公演を続けて下さい。
PROFILE

1977年生まれ、大阪府出身。クロムモリブデンの看板俳優。少年社中には「ラジオスターの悲劇」に出演。5月にはFUKAIPRODUCE羽衣「春母夏母秋母冬母」が控える。
矢崎広

20周年、誠におめでとうございます。
僕にとって少年社中初参加の15周年記念作品「贋作・好色一代男」に出演した際、僕は勝手に「次回は20周年記念で会いましょう！」なんて言ってしまいましたが、あれから5年。昨年は「モマの火星探検記」でまた少年社中に客演が叶いました。「好色一代男」、「モマ」、両作品とも僕の人生の中でとても大事な作品となっています。劇場に観に行くたびに心を撃ち抜かれ、作品を共に作る時は演劇の楽しさと可能性を汗を流しながら全身で再確認する、僕にとって少年社中はそんな場所で、夢と愛とロマンに全力疾走なこの劇団が大好きです。30周年、40周年と走り続けてください。

私の好きな少年社中の作品「モマの火星探検記」

昨年、参加させて頂いた作品でもあります。モマを演じられてとても光栄でした。
初演から観ていてとても大好きな作品です。宇宙への憧れ、人の繋がり、そして愛に溢れた、少年社中さんの魅力が詰まった作品だと思います。
PROFILE

1987年生まれ、山形県出身。俳優。少年社中には「贋作・好色一代男」「モマの火星探検記」（2017）に、毛利亘宏作品には、「ミュージカル『薄桜鬼』」シリーズの「斎藤一篇」「沖田総司篇」「土方歳三篇」「風間千景篇」「HAKU-MYU LIVE」に出演。現在「PHOTOGRAPH51」に出演中。9月にはミュージカル「ジャージー・ボーイズ」の再演が控える。
山崎大輝

毛利さん、そして、少年社中さん、20周年おめでとうございます！
毛利さんが脚本を担当していた宇宙戦隊キュウレンジャーでお世話になりました。毛利さんの脚本で今までのスーパー戦隊とは一味違う作品になったのではないかと思ってます！ありがとうございました。
またご一緒できるよう精一杯頑張りたいと思います！
そしてこれからも素敵な作品を作り続けてください！
PROFILE

1995年生まれ、静岡県出身。俳優。毛利亘宏作品には、特撮ドラマ「宇宙戦隊キュウレンジャー」に出演。現在テレビドラマ「15歳、今日から同棲はじめます。」に出演中。
横山仁一

20周年おめでとう！若い頃の苦労を知っている身としては、毛利と井俣が立派に職業演劇人として自立してくれたことがなによりうれしいです。暫く観に行ってないなあ笑、最初のトラム以来!? たまには公演案内送って。益々のご活躍を。

私の好きな少年社中の作品 お宝劇場「夢見る無法者」（2001）

ヴィレッヂプロデュース劇団☆新感線お宝劇場「夢見る無法者」。脚本家と演出家として唯一共に戦った掛け替えのない作品なので。
PROFILE

1967年生まれ、埼玉県出身。早稲田大学演劇研究会を母体に結成された、劇団東京オレンジの主宰。洗足学園音楽大学講師。少年社中と毛利亘宏にとっては、早稲田大学時代の先輩。
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米山和仁

今から15年前、劇団ホチキスが名古屋から東京に出てきた頃、すでに少年社中は小劇場界でブイブイ言わしていた。早稲田から誕生し東京の小劇場をブイブイ言わしている劇団の主宰は、どれだけブイブイした奴かと思っていたのだが、自分の劇団の地方公演の音響スタッフの手伝いとして何故か毛利氏がいらしてて、そこで初めて挨拶をした。全然ブイブイしていなかった。あれから毛利氏と、そして劇団員の方々とは大変お世話になっており毛利氏にいたっては私の結婚式のスピーチまでお願いしたくらいだ。

相変わらずブイブイしてないけど、仕事ではブイブイ言わしてて、私もブイブイ言わせられるように頑張らねばと、とりあえずたくさん“ブイブイ”言ってみた。20周年おめでとうございます。

私の好きな少年社中の作品 社中シャチキス vol.2「伝説との距離」

少年社中作品ではなくて恐縮なのですが、1回で終わるかな？と思ってやってみた、少年社中とホチキスの合同公演「シャチキス」。思いの外両劇団の息が合い、両劇団で一緒に旅行するくらい打ち解けて企画された第二弾。演出も脚本も演者もよりお互いを知った上で作られた傑作だと思っている。
PROFILE

1977年生まれ、岐阜県出身。劇団ホチキス主宰、脚本家、演出家。少年社中とは2劇団合同公演「シャチキス」を2007年と10年に行った。6月には劇団ホチキス「あちゃらか2～ねずみの唄は花火と共に～」、夏には舞台「宇宙戦艦ティラミス」の上演が控える。
良知真次

毛利さん！少年社中20周年!! 本当におめでとうございます。ここまで沢山の道のりだったと思います。一緒にお酒を飲んで、一緒に笑って、泣いて、熱く語り合ったあの日、僕の宝物になりました。僕も今年で芸能生活20年になります。一緒ですね（笑）。なんだかうれしい（笑）。これから先も沢山の道のりがあると思います。男として、一緒に進んで行きましょう。これからの歴史の道を。またご一緒できるように僕も頑張ります。
PROFILE

1983年生まれ、東京都出身。俳優。毛利亘宏作品には、「ミュージカル『陰陽師』～平安絵巻～」に出演。5月にはミュージカル「Code:Realize」が控える。

コメント寄稿者が選ぶ「私の好きな少年社中の作品」その頂点に輝いたのは……

「ネバーランド」

初演：2010年
再演：2014年

大山真志

元々ピーターパンが大好きでした。そしてその後を描いたこの作品がとても思い出深いです。
池田純矢

嗚咽と言えば、やっぱりネバーランドは大変でした。観劇後、撮影現場でメイクさんに怒られた事を覚えています（泣き過ぎて目がパンパンに……）兎にも角にも、全てに想い出が詰まっています。
生駒里奈
（乃木坂46）

「ネバーランド」は再演の方をDVDで観ました。こんなにも泣けるなんて……とびっくりしました（笑）。
躍動感のある物語の進み方も好きです。
唐橋充

私が少年社中にお声がけいただいた最初の作品ということもあって大変印象深いです。それから四年後、青山円形劇場の閉館を前に、再び同作に参加させていただいたことも、万感の思いでした。児童文学を基にした毛利さんのイメージを、少年社中のメンバーが体現化する。最も心が沸き立った作品のひとつでした。「ネバーランド」は、四年に一回のペースでもいいので、全国で上演し続けて欲しい少年社中スタンダード、といっても言い過ぎではない気がいたします。もちろん、私はもうあれほどの身体能力は持ち合わせておりませんので、若い方々で是非語り継いでいただきたい作品です。そのためには、円形の装置が組める劇場を探すことが取っ掛かりのひとつではあると思いますが。
栗田政明

「ネバーランド」の再演は自分が少年社中さんと関わった初めての作品なので忘れられないです。
小林靖子

これがなければ毛利さんと出会うことはなかったでしょう。心底、面白く、心底「やられた」と思った舞台でした。
全てがクライマックスに集約し、あるべきところにピタリとはまる気持ちよさ。傑作にして名作！
椎名鯛造

一番は……ムズっ!! でもやっぱり「ネバーランド」かな。脚本の説得力が凄すぎて、何度も家で観返しています。心がワクワクするんですよね。定期的に再演希望の大好きな作品です。
白坂英晃

ダントツで好きです。初演を拝見した時、「完璧な『少年社中の作品』だよ！」と周りにも言いまくった記憶があります。あの世界観は少年社中さんにしか作れないものだと思います。これからもずっと再演してほしいです。
高崎翔太

一番好きな作品は、なんといっても「ネバーランド」です。20回は観てます。初めて観た時の衝撃は凄かった……あんなにしあわせな涙を流したことはありません。

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「少年社中20周年記念第二弾・第34回公演『MAPS』」

2018年5月31日（木）～6月12日（火）東京都紀伊國屋ホール

2018年6月22日（金）～24日（日）大阪府 ABCホール

脚本・演出：毛利亘宏

出演：井俣太良、大竹えり、岩田有民、堀池直毅、加藤良子、廿浦裕介、長谷川太郎、杉山未央、山川ありそ、内山智絵、竹内尚文、川本裕之 / 南圭介、多和田秀弥、山谷花純、小野健斗、伊勢大貴、柏木佑介 / あづみれいか、中村誠治郎

少年社中第34回公演【MAPS】

あらすじ

空間も時代も違う3つの物語は、3枚の地図と3つの嘘で繋がり合い、絡み合う。
目指すは楽園。心安らぎ、誰もが幸福に暮らせるという場所。

1枚目の地図を持つのは「冒険家」。
冒険家は地図を頼りに船乗りを率いて“幻の楽園”を目指すが、彼はその地図が偽物であることを知っていた。激しい嵐の晩、死の覚悟を決めた冒険家は船乗り達に地図が偽物であることを告白する。だが嵐は止み、壊れた船と絶望だけが残されて……。

2枚目の地図を持つのは「江戸の商人」。
彼の名は伊能忠敬。隠居を決めた彼は1枚の地図を持っていたが、彼はそれが日本の本当の形だとは思えなかった。「自分の力で日本の本当の形を知りたい」と止める家族を全力で振り切り旅に出るが、それは彼の嘘。彼の本当の目的は……。

3枚目の地図を持つのは「漫画家」。
突然売れっ子となった漫画家は、新連載の準備に頭を抱えていた。そんな中、アシスタントは1枚の古地図をモチーフに描いてはどうかと提案。彼はすぐさまそのネタに飛びつき、作品は順風満帆の船出をするが、漫画家は周囲に大きな嘘をついていた……。

果たして3人は楽園に辿り着くことが出来るのか？

少年社中（ショウネンシャチュウ）: 1997年、劇団東京オレンジを脱退した毛利亘宏、井俣太良を中心に結成。早稲田大学演劇研究会（早大劇研）出身の劇団。98年2月に早大劇研内のアンサンブル劇団として旗上げ。その後、パルテノン多摩小劇場フェスティバルに参加するなどキャリアを重ね、2002年に早大劇研から独立する。独立後すぐに、当時若手劇団の登竜門とも言われた青山円形劇場に進出。年に2本から3本の作品を発表し続ける。13年には結成15周年を迎え、記念公演として紀伊國屋ホールにて「贋作・好色一代男」を上演。4,000人以上の動員を記録するとともに、翌年発売したDVDでは紀伊國屋書店でのセールスランキングの上位をキープし続ける。16年「三人どころじゃない吉三」では近鉄アート館にて劇団初の大阪公演を実施した。17年「モマの火星探検記」では9,000人以上の動員を記録し、さらなる注目を集めている。
架空世界、冒険、夢などをキーワードにファンタジー色の強い作品を、スピーディーかつスタイリッシュな演出で表現する一方、一貫して、そこに内在するリアルな人間ドラマを描き、観る者の五感を刺激するエンタテインメント作品を目指す。
現在は主宰・脚本・演出の毛利亘宏を中心に、俳優陣として井俣太良、大竹えり、岩田有民、堀池直毅、加藤良子、廿浦裕介、長谷川太郎、杉山未央、山川ありそ、内山智絵、竹内尚文、川本裕之の13名で活動している。

毛利亘宏（モウリノブヒロ）: 第三舞台、遊◎機械／全自動シアターなどを輩出した早稲田大学演劇研究会のアンサンブル劇団として、1998年に少年社中を旗揚げ。ストレートプレイ、ミュージカルと幅広いエンタテインメント作品を得意とする。2009年3月にはグローブ座主催公演「カゴツルベ」を青山劇場にて上演し好評を博す。近年では、「ミュージカル『黒執事』」、「ミュージカル『薄桜鬼』」など、2.5次元ミュージカルの人気シリーズを多く手がける。また、演劇以外のジャンルも積極的に挑戦し、11年より仮面ライダーシリーズ、スーパー戦隊シリーズの脚本家として参加している。17年2月放送開始の「宇宙戦隊キュウレンジャー」ではメインライターを務めた。

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