俳優・佐藤流司とアーティスト・Ryuji
──以前、「2.5次元のトップランナーたち」のトークイベントで、「お芝居をやる中で、“怒り”を表現することが一番楽しいって感じるかもしれない」とお話をされていたのが印象的でした(参照:“2.5次元のトップランナー”4人がトーク、松田誠「佐藤流司は同志」)。佐藤さんは俳優としてもアーティストとしても活動されていますが、それぞれの活動の根源にある感情は別のものなのでしょうか?
「音を楽しむ」と書いて音楽なので、悲しい曲を作るときも、怒りの感情を込めた曲を書くときも、アーティストとしての自分は基本的に楽しんでやっているかなと思います。あと、俳優は人からいただいたセリフを自分の中に取り込む作業が主ですが、アーティストはその逆で、自分が普段思っていることを吐き出す作業が多いですね。
──俳優業で得たものをアーティスト活動でアウトプットする、あるいはその逆はあるのでしょうか?
基本的にその2つは自分の中で別物ではあるんですが、歌うときの感情の乗せ方に関しては、俳優をやっていてよかったなと思います。
──佐藤さんの代表作の1つである「ミュージカル『刀剣乱舞』」は、刀剣男士がCDをリリースしたり、「第69回NHK紅白歌合戦」に出演したりと(参照:紅白リハに刀剣男士19振り出陣!「よろしくウッチャン!」)、作品全体を通して積極的に音楽活動を行っています。中でも佐藤さん扮する加州清光は、ソロライブ「ミュージカル『刀剣乱舞』 加州清光 単騎出陣」を開催するなど、精力的に活動されていますが、この「HD610N」で加州清光の楽曲を聴くとしたら、特にどのナンバーを聴いてほしいですか?
「Promise You」に収録されている「Run Time」ですね。シンセサイザーの音がちりばめられていたり、間奏にブレイクビーツが入っていたり、たくさんの音が使われているので、1つひとつの音が粒立って聴こえると思います。これまでに発表された「ミュージカル『刀剣乱舞』」の楽曲をこのヘッドホンで聴いて、次の公演に向けて復習してもらえたら最高です!
Panasonic「HD610N」
Google アシスタント搭載、ノイズキャンセリング機能付きワイヤレスステレオヘッドフォン。ワイヤレスでもハイレゾ音質の高解像サウンドで音楽を楽しむことができる。連続約24時間再生が可能なほか、周囲の環境に合わせたノイズキャンセリングモードを3バージョンから選ぶことが可能。ワンタッチ操作で周囲の音が聞こえるボイススルー機能も搭載している。