予告映像には、橋之助演じる作曲家・中山晋平が曲作りに向き合う様子や、彼を取り巻く人々の姿が収められた。晋平にとって芸術の師である劇作家・島村抱月役の緒形は「抱月は、3年間の独英留学の間に、180本以上の演劇、オペラ、ミュージカルを観劇し、その感動を日本で形にすべく、プロデューサー、演出家として独自の信念で道を切り拓いた演劇界のパイオニアです。高きを行く孤高のひと。その勢いや強引さ、喜びも表現すべきだと思いました」「日本の演劇界に新たな息吹をもたらした偉人たちの物語です。あの当時の日本を感じる事が出来ると思います」とコメント。
珠城は「いつの時代も作り手は人々の人生に歌や音楽が必要だと信じて作り続けているのだなと改めて感じました。その思いは、表現する仕事をしている私も同じです」と語り、五木は「いまこの時代に改めて先人の功績を感じられる映画作品が生まれたことに、歌手として嬉しく感じております」と思いを述べた。
「シンペイ~歌こそすべて」は、「ゴンドラの唄」「シャボン玉」「てるてる坊主」などの約2000曲もの童謡、歌謡曲、音頭、民謡を生み出した中山晋平の生涯を描く作品。映画初出演にして初主演を担う橋之助が、晋平の18歳から亡くなる65歳までを演じるほか、
映画「シンペイ~歌こそすべて」予告編
緒形直人コメント
抱月は、3年間の独英留学の間に、180本以上の演劇、オペラ、ミュージカルを観劇し、その感動を日本で形にすべく、プロデューサー、演出家として独自の信念で道を切り拓いた演劇界のパイオニアです。
高きを行く孤高のひと。その勢いや強引さ、喜びも表現すべきだと思いました。
あの歌はこうやって完成したんだ。
あの民謡はこういう意味があるんだ。
当時の、新しい演劇や歌にかける人たちの情熱や想い、また人生を感じとる事が出来る作品です。
音楽は楽しいですね。
日本人にとって、今でも聞き覚えがある、生き続けているあの時代のメロディや旋律、懐かしさ。
日本の演劇界に新たな息吹をもたらした偉人たちの物語です。
あの当時の日本を感じる事が出来ると思います。是非劇場でご覧になってください。
珠城りょうコメント
この映画を拝見して、いつの時代も作り手は人々の人生に歌や音楽が必要だと信じて作り続けているのだなと改めて感じました。その思いは、表現する仕事をしている私も同じです。そして、どのような時も生活の中には歌が流れていて、それぞれの人にとって大切な歌があるというのはとても素敵なことだと思いました。見終わった後、心に暖かい光が灯るような映画です。
五木ひろしコメント
日本歌謡史は今年110年を迎えましたが、その始まりは中山晋平作曲・島村抱月作詞「カチューシャの唄」と言われております。この歌がわが国の「流行歌」第一号と言われ、音楽的にも「それまでの日本のはやり歌にはなかった近代的なメロディーである」と評価されています。そして、大衆が生み出した流行歌は、現代まで多様な時代とともに変化し、人の生活に寄り添って来ました。いまこの時代に改めて先人の功績を感じられる映画作品が生まれたことに、歌手として嬉しく感じております。
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映画「シンペイ」公開に向け、緒形直人「演劇界に新たな息吹をもたらした偉人たちの物語」(動画 / コメントあり)
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