逃げも隠れもできない80分間…いいむろなおきカンパニーが立ち上げる黙劇「星の王子さま」開幕

いいむろなおきマイムカンパニー「ゾウをのみこんだウワバミの絵」が、昨日11月15日に兵庫のAI・HALLで開幕した。

これは、アントワーヌ・ド・サン＝テグジュペリの小説「星の王子さま」の冒頭に登場する、象を丸呑みした巨大な蛇（ウワバミ）の挿絵をモチーフにしたマイム作品。2009年に大阪、2011年にマカオで上演された同名作品の再構築版となる。出演者には、作・演出・振付も手がけるいいむろなおきのほか、田中啓介、三浦求、谷啓吾、羽田兎桃、川島由衣、さゆ～るが名を連ねた。

開幕に際し、いいむろは「三面の囲み舞台で80分間全員が出ずっぱりの作品にしよう！と思った時には、こんなに大変だとは正直思っていませんでした（笑） 逃げも隠れもできないこの舞台で身体と幾つかの道具を使って物語を立ち上げる僕らの黙劇『星の王子さま』。原作を知ってる方もそうでない方もきっと楽しんでいただけると思います」と期待を述べた。上演時間は約1時間20分。公演は11月17日まで。

いいむろなおきコメント

いいむろなおきマイムカンパニー

「ゾウをのみこんだウワバミの絵」

三面の囲み舞台で80分間全員が出ずっぱりの作品にしよう！と思った時には、こんなに大変だとは正直思っていませんでした（笑）

逃げも隠れもできないこの舞台で身体と幾つかの道具を使って物語を立ち上げる僕らの黙劇「星の王子さま」。

原作を知ってる方もそうでない方もきっと楽しんでいただけると思います。

そう、あらかじめ言っておくと原作のような「可愛い王子さま」は出てきませんよ……

いいむろなおき