ピンク地底人3号が金沢21世紀美術館で手がけるインクルーシブシアター、新作童話劇「家電の王子さま」

インクルーシブ・シアター・プログラム 舞台「家電の王子さま」が、11月22日から24日まで石川・金沢21世紀美術館 シアター21で上演される。

金沢21世紀美術館では、近年、ろう俳優と創作活動を行っているピンク地底人3号を迎え、“コミュニケーション”についてのワークショップやトークを手話通訳付きで開催してきた。その積み重ねの結果としてこのたび、ピンク地底人3号が作・演出を務める、手話・発語・映像・字幕で楽しむ新作の童話劇「家電の王子さま」が披露される。

本作では5歳の男の子・がっちゃんの物語が展開。冷蔵庫であるお母さんと仲良く暮らしているがっちゃんは、ある日、幼なじみのケトルちゃんと冒険に出かける。そこでがっちゃんは、かつてたくさんの魚が泳いていたという忘れ去られた水族館を見つけ……。

出演者には山口文子、関場理生、田川徳子、佐伯龍が名を連ねるほか、音声・手話映像出演で多数のキャストが参加する。