「藤子・F・不二雄SF短編ドラマ」S2を地上波放送、風間杜夫・森山未來らのコメント到着

風間杜夫、森山未來らが出演した夜ドラ「藤子・F・不二雄SF短編ドラマ」シーズン2が、NHK総合で12月2日から12日にかけて放送される。

「藤子・F・不二雄SF短編ドラマ」は、藤子・F・不二雄の短編マンガを原作にした短編実写ドラマ。昨年オンエアされたシーズン1に続き、4月にNHK BSにてシーズン2が放送された。このたびの地上波放送に際し、キャストたちからのコメントが到着。老人が謎の巨大な“鉄人”のあるじとなる「鉄人をひろったよ」に出演した風間は「長い俳優生活の中で、これほど本格的にグリーンバックで演技をしたことが無かった。鉄人を拾うという荒唐無稽な内容も相まって、興味津々で撮影に臨んだが、スタッフの作品への思いが満ち満ちた現場は、想像以上に熱かった。その熱さに巻き込まれてか、僕には相手役の鉄人が見えた。一緒に空を飛んで痛快だったし、別れの場面を振り返ると、今も切ない思いが沸き上がってくる。このドラマを多くの方に楽しんでいただけると思うと、また心が弾んで仕方がない」と話す。

宇宙の果てを目指す孤独な旅を描いた「旅人還る」に出演した森山は「藤子・F・不二雄さんがこういったSF短編集を描いてらっしゃったことを知らない方も多いのではないでしょうか。宇宙というモチーフを使って、淡々と底の抜けたような恐ろしさを描きながら、人生の視座になるような物語も描いてらっしゃるということをこのドラマを通して知ってもらえたらいいのかなと思います」とつづった。

シーズン2では合計8本の、“少し（S）不思議（F）”な物語が展開。放送作品には「鉄人をひろったよ」「旅人還る」のほか、新井美羽、皆川猿時ら出演の「アン子 大いに怒る」、一ノ瀬ワタルら出演の「いけにえ」、浜野謙太、安達祐実ら出演の「マイシェルター」、山寺宏一、峯村リエら出演の「3万3千平米」、泉谷しげる、原田美枝子ら出演の「じじぬき」、渡辺大知ら出演の「あいつのタイムマシン」がラインナップされた。なお12月6日、13日にはNHK総合で一挙再放送も予定されている。詳細は番組公式サイトで確認しよう。