家族には恐ろしい秘密が…無名塾が挑む、ヘンリック・イプセン「幽霊」

無名塾公演「幽霊」が、11月21日から24日まで東京・俳優座劇場で上演される。

本公演では、ヘンリック・イプセンの「幽霊」を青山杉作の翻訳、林清人の演出で立ち上げる。舞台は19世紀、ノルウェー西部のフィヨルドの町。資産家で名士だったアルヴィング大尉が亡くなって10年が過ぎ、屋敷には未亡人のアルヴィング夫人、住み込みの若い娘レジーネが暮らしている。アルヴィング夫人は亡き夫の遺産で建設した孤児院の開院式典を迎えようとしている。外国で暮らす1人息子のオスワルトも、晴れの日に数年ぶりに帰郷してきた。この家族は、とある恐ろしい秘密を隠していて……。出演者には小宮久美子、中山研、平井真軌、松浦唯、島田仁が名を連ねている。