ウーマンリブのコント公演が本日開幕、宮藤官九郎「もっと疲れない公演にしたかった」

ウーマンリブ vol.16「主婦 米田時江の免疫力がアップするコント6本」が、本日11月7日に東京のザ・スズナリで開幕した。

本作は、ウーマンリブにとって「七年ぶりの恋人」以来約9年ぶりとなる、宮藤官九郎による書き下ろしのオムニバスコント公演。すべてのコントに主婦・米田時江が登場し、学校やスーパー、ヨガ教室といった場所を舞台にした物語が展開する。出演者には片桐はいり、勝地涼、皆川猿時、伊勢志摩、北香那、そして宮藤が名を連ねた。

開幕に際し、宮藤は「もっと疲れない公演にしたかったんです。誰も大声を張り上げない、ウィットに富んだ会話劇。チェロやバイオリンの音色が似合う落ち着いた舞台を目指していたのに、ぜんぜん違うものが出来てしまった。そういう意味では失敗です。スズナリの舞台袖に収まらない小道具。絶対に間に合わない着替え。いつも通りじゃないか。でも出演者はみんな楽しそうで、それだけが救いです。意気込みは特にないです。いつも通りだから」とコメントした。

東京公演は12月15日まで。その後、18日から22日まで大阪・松下IMPホールで上演される。なお、11月16日18:00開演回はWOWOWオンデマンドPPVとPIA LIVE STREAMで生配信される。