若さの輝きや苦さを体感して、下司尚実が高校生と創る演劇「Journey Over the Rainbow」開幕

「高校生と創る演劇『Journey Over the Rainbow －ドロシーとワタシ－』」が、本日11月2日に愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペースにて開幕した。

穂の国とよはし芸術劇場PLATでは、2014年から東三河地域を中心とする高校生とプロの演出家・スタッフが一緒に舞台芸術を創造し上演する企画、“高校生と創る演劇”を実施している。第11回となる今回は泥棒対策ライトの下司尚実が作・演出・振付を担い、公募で集められた高校生19人と作品を立ち上げる。

合唱部部長の空奏（ソラ）は夏合宿の課題で朗読する歌を何にしようか悩んでいる。と、ラジオから「Over the Rainbow」が流れてきて、気が付くと見たことのない世界にたどり着き……。

開幕に際し、下司は「平日は学校が終わった後に、土日は一日中稽古するという約40日間を重ねて高校生たちが幕を開けます。演劇という正解のない世界で、1人で、みんなで立つ力を後押しすべく、私たちも経験を共有してきました。彼らが紡ぐ物語と、彼らの若さの輝きや苦さをぜひ体感しにいらしてください」とコメントした。

上演時間は約1時間40分で、公演は11月4日まで。各回ともアフタートークが実施される。

※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。