エイチエムピー・シアターカンパニーがモノローグ中心の2作を交互上演

「エイチエムピー・シアターカンパニー〈都市をかたどる劇文学〉『アラビアの夜』＆『メイド・イン・ジャパン』」が10月31日から11月5日まで大阪・ウィングフィールドにて上演される。

本公演では、2014年に上演し、演出の笠井友仁が文化庁芸術祭新人賞を受賞したローラント・シンメルプフェニヒ作「アラビアの夜」と、「アラビアの夜」をきっかけに創作されたA級MissingLink・土橋淳志が作を手がける「メイド・イン・ジャパン」を交互上演する。

「アラビアの夜」では、とある集合住宅を舞台に、管理人とアラビア人女性の物語が描かれる。「メイド・イン・ジャパン」は、大阪・日本橋のメイドカフェを舞台に、悲惨な事件に遭遇した女性と彼女の関係者に取材を続けるカメラマンを軸にした音楽劇が繰り広げられる。両作の演出を笠井が担当。両作品ともセリフに対話がほとんどない、モノローグを中心とした作品となる。