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ala Collectionは、演劇界の第一線で活躍するキャストやスタッフが、約1カ月岐阜県可児市に滞在しながら演劇作品を創作し、その作品を全国に向けて発信する、可児市文化創造センター alaによるプロジェクト。今回は、竹田モモコの第26回劇作家協会新人戯曲賞受賞作「いびしない愛」を、
劇中では、小さな工場・富田商店の事務所を舞台にした姉妹の物語が、幡多弁で紡がれる。経営不振の富田商店を切り盛りする次女・喜美子(南沢)は、コロナ禍で工場が止まったことにホッとしていたが、姉のしおり(東風)は工場を再び動かそうとしていて……。
初日を終えた感慨を、マキノは「わたしにとって8年ぶり、3回目の『ala Collection』ですが、アーティスト側からしても本当に贅沢な環境を与えていただき、全国的に見てかなり貴重な場所であることは間違いありません。たとえば東京ですと稽古場まで1時間以上かかることも珍しくありませんが、ここはすぐそこに稽古場があり、しかも潤沢な時間がある。居心地のいい、空気のいい、空が広い環境の中で、ものを作ったり考えたりできるというのは本当に贅沢な時間であり、素晴らしい試みだと思っております」とコメント。
南沢は「幡多弁は、最初に台本を読んだ時に、どういう意味?という言葉がいっぱいありましたが、まずは体に馴染ませることから入りました。普段のお芝居の作り方とは違って、音からまず入った感覚がありました。自然に出来るようになるには、苦戦しましたが、体に入って来るとどんどんグルーブ感が出て来て、今は楽しんで出来てます。地域に滞在しながら、生活しながら作品を作っていくのは初めてでした。こんなにも充実した時間になり、心置きなくお芝居に集中出来るのかと思い、東京に帰れるかなって思っています」と思いを述べる。
東風は「お客様のパワーをいただいて、作品が育ちより深くなる感じがあって、とても楽しく素敵な初日だった」と初日を振り返りつつ「可児は本当に過ごしやすく素敵なところで、美味しい食べ物がたくさんあって、パワーをいただいて元気になり、作品に集中することが出来ました。素敵な環境下で丁寧な作品作りができ、楽しく貴重な日々を過ごさせていただきました」と話した。
岐阜公演は10月14日まで。このあと本作は、10月25日から31日まで東京・吉祥寺シアターで19日に新潟・長岡リリックホール、11月2日に栃木・栃木県総合文化センター サブホール、4日に大阪・枚方市総合文化芸術センター 関西医大 小ホール、6日に香川・丸亀市綾歌総合文化会館アイレックス 大ホールで行われる。
ala Collectionシリーズvol.15「いびしない愛」
2024年10月9日(水)~2024年10月14日(月・祝) ※公演終了
岐阜県 可児市文化創造センターala 小劇場
2024年10月25日(金)〜31日(木) ※公演終了
東京都 吉祥寺シアター
2024年10月19日(土) ※公演終了
新潟県 長岡リリックホール
2024年11月2日(土) ※公演終了
栃木県 栃木県総合文化センター サブホール
2024年11月4日(月・振休) ※公演終了
大阪府 枚方市総合文化芸術センター 関西医大 小ホール
2024年11月6日(水) ※公演終了
香川県 丸亀市綾歌総合文化会館アイレックス 大ホール
スタッフ
作:竹田モモコ
演出:
出演
富田喜美子:
富田しおり:
諫山圭吾:
坂元昭信:
吉田喜八郎:
吉祥寺シアター @Kichi_Theatre
『いびしない愛』岐阜公演が開幕しました✨
東京公演は10/25~31に吉祥寺シアターにて📢
👇チケット
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