福島県出身の俳優・
本ワークショップは、村の財産である「人・もの・こと」を最大限に活用し、子供たちがふるさと天栄について探究的に学びながら自己の生き方を考え、夢の実現につないでいこうという狙いのもと、同校で実施されている「ふるさと・夢プロジェクト」の一環として行われたもの。ワークショップは天栄中学校の体育館で2日間にわたり実施され、天栄中学2年生たちが参加した。
1日目は「“みんなの忘れられない景色”の再現ドラマを作ろう」を目標に、自己紹介やミニゲームでスタート。その後、6班に分かれて、“誰かの忘れられない景色”を3分程度の演劇にするワークを行い、発表を行った。
2日目は、前日に作成した3分程度の演劇6編をつなげ、また各作品に演者として和田を加えて、1編の大きな「となりのひと物語」を生み出すことに。各作品がつながるように福原、佐久間、笠浦が手を加え、体育館の各所で展開する物語を、発表する生徒以外の5班が巡って観る、“ツアー形式の演劇”を立ち上げた。
2日間のワークショップを終えた和田は「限られた時間の中で、難しい年頃の中学生たちに果たして表現する楽しさを知ってもらえるのか……不安な中スタートしましたが、時間が経つにつれ、表情が活き活きとしてきて、創作に没頭していく様が見て取れました。また、ユニークな想像力や柔軟な発想にも驚かされました」と言い、「そして何よりも嬉しかったのが、参加した生徒全ての笑顔で終われたことです。今回の機会に恵まれたことで、演じることを職業としている自分の方こそが、“表現に正解はなく、そして自由なんだ”、ということを改めて教えてもらって気がします。後輩たちよ、本当にありがとう!」と思いを語った。
福原冠 Kan Fukuhara @Kanfukuha_rah
和田聡宏さんの母校凱旋ワークショップの構成を組みました。やみ・あがりシアター笠浦さん、佐久間麻由さんとコラボレーションしながら展開。題して「となりのひと物語」!さんぴんや手前の経験を総動員して作った体育館のなかをツアーする演劇です。給食食べたり雑談したりの時間も楽しかった。また! https://t.co/prR2MtRprt https://t.co/nxmyZSsXMy