どの人物もいとおしい！明日海りお・平野綾・和希そら・別所哲也のミュージカル「9 to 5」開幕

明日海りお、平野綾、和希そら、別所哲也が出演する「ミュージカル『9 to 5』」が、本日10月6日に東京・日本青年館ホールで開幕した。

本作は、1980年製作の映画「9 to 5」（邦題「9時から5時まで」）をもとに、2008年にアメリカで初演されたミュージカル。ミュージカル版では、歌手のドリー・パートンが音楽・歌詞を手がけた。劇中では、アメリカ・ロサンゼルスの大企業に務める3人の女性社員が手を組み、横暴な振る舞いを続けるハラスメント社長を懲らしめる痛快コメディが展開。今回の上演版では、演出を上田一豪が担い、出演者には明日海、平野、和希、別所、内海啓貴、飯野めぐみらが名を連ねた。

開幕に際し行われた会見で、明日海は「不適切な発言をする社長は出てきますが（笑）、どの登場人物もいとおしく、最後にはすっきりさわやかに、朗らかな気持ちで帰れる作品です。普段からミュージカルや舞台がお好きな方はもちろん、初めてのミュージカルにもおすすめです。劇場でお待ちしております！」とコメント。

平野は「私のお気に入りの曲は、1幕ラストの『Shine Like The Sun』です。他のミュージカルではなかなか観ることができない別所さんを観ることができます（笑）。面白くて感動する不思議なシーンなので、是非ご注目ください！」と見どころを語り、「スカッとする内容で、気持ちがスッキリして、観劇後は明日から頑張れるなと思える作品です。楽しみに足を運んでいただければと思います」と観客にメッセージを送る。

和希は「稽古中は自分自身もがきながら過ごしていたのですが、カンパニーの皆さまが本当に温かくて楽しい日々でした。多くのお客様にその良い空気を感じて楽しんでもらえるよう、私自身楽しみながらがんばりたいと思います」と意気込みを語す。

また別所は「1970年代の携帯もSNSもない世の中がどうだったのか。このキラキラ輝く世界がどれだけ素晴らしいか、ぜひ笑って観ていただきたいです。何事もやりすぎてしまうフランクリンがどういうふうにとっちめられるのかもお楽しみに！」と話した。

東京公演は10月21日まで。本作はその後、25日から28日まで大阪・オリックス劇場、11月1日から3日まで福岡・キャナルシティ劇場、7・8日まで静岡・静岡市清水文化会館（マリナート）大ホールでも上演される。