津村知与支・増田有華の二人芝居、グッドディスタンス「人という、間」

「グッドディスタンス公演vol.8『人という、間』」が、11月7日から17日まで東京のOFF・OFFシアターで上演される。

「グッドディスタンス」は、本多劇場グループのオーナー・本多一夫の娘である本多真弓がプロデュースする企画。作劇を深井邦彦、演出を藤井ごうが手がける本作は、ホテルの一室を舞台に、とある男女が“人としての関わりや生の選択を巡る対話”をするさまを描いた二人芝居となる。出演者にはモダンスイマーズの津村知与支と増田有華が名を連ねた。

津村は「大好きな深井くんの本に共演の増田有華さんと演出の藤井ごうさんと挑戦させて頂きます。俳優としてこんな幸せな事はありません」、増田は「誰しもが持つ孤独への恐れ、寂しさ、葛藤。一見可哀想な2人が“生きていくため”に織りなす会話劇。是非間近で目撃してください」とそれぞれコメントした。なお一部公演ではアフタートークが行われる。

津村知与支コメント

オファーを頂いた時は、嬉しい気持ちの反面、その時点で既に10月の舞台が決まっておりスケジュール的にタイトな為、お受けしようか正直迷いがありました。

しかし、戯曲を読ませていただいてそんな迷いは吹き飛びました。

こんなにも魅力的な作品のお誘いを断る手が全く考えられなかったからです。

大好きな深井くんの本に共演の増田有華さんと演出の藤井ごうさんと挑戦させて頂きます。

俳優としてこんな幸せな事はありません。

増田有華コメント

この作品、この役にビビッときてから、運命を感じたまま演じさせていただけることをとても嬉しく思います。

そこに只居る、2人の会話劇。シンプルなようでとても歪に混ざり合い、交わしているようで交わされない、密室での対話が非常に巧妙に描かれた脚本だと感じます。

誰しもが持つ孤独への恐れ、寂しさ、葛藤。一見可哀想な2人が“生きていくため”に織りなす会話劇。是非間近で目撃してください。