これは、本日東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた舞台挨拶でサプライズ発表されたもの。「ライオン・キング:ムファサ」は、2019年に公開された“超実写”版「ライオン・キング」の主人公シンバの父である、ムファサ王の若かりし頃が、“はじまり”の物語として描かれる。舞台挨拶には、「ライオン・キング」映画シリーズで、1994年に公開された長編アニメ版や、2019年に公開された“超実写”版で、ムファサに声を当てた
会場では、「ライオン・キング:ムファサ」の吹替版予告がスクリーンで上映され、新・ムファサの声が初披露された。大和田は「新しいムファサ役の声、本当に素敵でしたね。一体誰がやるんだろう!?」と興奮。その直後、本作でムファサを務める右近が登場すると、会場は大盛り上がりに。右近は、ムファサ役決定に際し「ムファサの声を務められるのは光栄です。歌も好きだし、ディズニー作品の声優をやるのが長年の夢でした。僕は今32歳なのですが、『ライオン・キング』30周年ということで、ほぼ同世代。『ライオン・キング』と一緒に育ったとも思っています。ムファサが大自然の中で、伝統の中で、どう生き、どのように王になったのか。僕も歌舞伎という伝統芸能の中で生きているので、通ずるものがあると思います。ムファサに対する話を聞いたときすぐに気持ちが高まりうれしく思いましたし、自分がやることに非常に大きな意味があると思いました」と述べる。大和田はそんな右近に「私も30年間ずっとムファサと共に生きていたので思いは強い。若いムファサを演じていただくにあたって、凛として男らしくて、優しさも兼ね備えているような方が良いなと思っていましたが、右近さんだと聞いて大喜び。ムファサ役にぴったりだと思うし、本当に期待しています。凛とした品格、男らしさ、そういった熱いものを持ったまま演じてきってほしい」と太鼓判を押した。
「ライオン・キング:ムファサ」では、さまざまな楽曲が登場する。大和田は、右近の歌唱シーンを楽しみにしていることを明かし、「せっかくなので、(来場者の)皆さまに披露してみたらいかがですか?」と右近に提案。右近は「それは(ムファサだけに)“ムファぶり”ですね」と驚きつつ、「ライオン・キング」より「サークル・オブ・ライフ」をアカペラで披露した。歌唱終了後、右近の歌声に会場は拍手で包まれ、大和田も「本当に素晴らしい。これで若い頃のムファサを安心して(右近に)託すことができる。ムファサ愛をつないでください」と右近にエールを送った。「ライオン・キング:ムファサ」は12月20日に全国で公開される。
映画「ライオン・キング:ムファサ」第2弾予告(吹替)
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