こまつ座、栗山民也演出「太鼓たたいて笛ふいて」に大竹しのぶ・高田聖子ら

「こまつ座 第152回公演『太鼓たたいて笛ふいて』」が、11月から12月にかけて、東京・大阪・福岡・愛知・山形で上演される。

これは、こまつ座による、井上ひさしの生誕90年記念公演の第4弾。今回は、井上の戯曲「太鼓たたいて笛ふいて」を、栗山民也が演出を手がけ立ち上げる。本作では、「放浪記」で文壇に登場した林芙美子を題材にした物語が展開する。日中戦争が迫る1935年、小説を書くことに行き詰まりを感じていた芙美子は、金儲けを企むプロデューサー三木孝に「戦さはもうかるという物語」と説得され、従軍記者となり……。出演者には、大竹しのぶ、高田聖子、近藤公園、土屋佑壱、天野はな、福井晶一、朴勝哲が名を連ねた。

公演は、11月1日から30日まで東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA、12月4日から8日まで大阪・新歌舞伎座、14・15日に福岡・キャナルシティ劇場、12月21・22日に愛知・ウインクあいち（愛知県産業労働センター）、25日に山形・やまぎん県民ホール（山形県総合文化芸術館）にて。なお一部公演では出演者による“スペシャルトークショー”が実施され、11月7日13:00開演回には高田と天野、13日13:00開演回には大竹、20日13:00開演回には近藤、土屋、福井が登場する。