緒方晋と森本洋史の野良犬が、簡易宿泊所に集う人たち描く「賽と犀の差異」開幕

「野良犬『賽と犀の差異』」が9月13日に大阪・旧 自由空間「Aloha」にて開幕した。

これは大阪府大阪市西成区の新今宮周辺で行われているアートフェス「路地裏の舞台にようこそ 2024」の1プログラム。緒方晋と森本洋史のユニット・野良犬が、とある簡易宿泊所を舞台にした物語を繰り広げる。

ダイゴとその後妻シズカは、新今宮周辺で簡易宿泊所を営んでいる。そこへ東京で役者を目指していた息子のヒデキが戻ってくるが、ヒデキと夫妻の関係はギクシャクしている。簡易宿泊所には長年暮らしているヒノがおり、そこにフカミと名乗る男が現れる。フカミは爆弾犯として指名手配されている兄を探しているというが……。

開幕に際し緒方は「ゆるいユニット野良犬ですが作品の強度はガチガチです宜しくお願い致します」、森本は「街中での演劇公演は劇場とは違って色々ありますね、楽しんで頑張ります」とコメントした。公演は9月23日まで行われる。