松尾スズキ「生きちゃってどうすんだ」上映会のトークゲスト決定

12月27日から29日に開催される「『生きちゃってどうすんだ』上映＋スペシャルトーク」のトークゲストが決定した。

「生きちゃってどうすんだ」は、松尾スズキの50歳を記念して上演された、松尾の一人芝居。作・演出を松尾と天久聖一が手がけ、2012年に上演された。これまで放送・公開されていなかった同作が、このたび上映される。

トークゲストには、27日18:00開演回に片桐はいり、松尾、28日12:00開演回に伊勢志摩、宮崎吐夢、三宅弘城、28日15:00開演回に江口のりこ、平岩紙、28日18:00開演回に阿部サダヲ、池津祥子、皆川猿時、29日12:00開演回に大根仁、宮藤官九郎、29日15:00開演回に安藤玉恵、松尾が出演する。

開催に向けて、松尾は「正直、毎回、『死ぬかも』と、思いながらステージを終えていました」と上演時を振り返りつつ、「今でもあれをやらなければ、もっとチャランポランな気持ちで舞台に立てたのかも……と、思います。後の祭り。松尾の後の祭りを、それから10年以上たった今、ご確認そしてご笑納ください」とコメントした。

チケットの一般前売りは11月2日10:00にスタートする。

松尾スズキ コメント

歳をとればとるほど人前で演じることに恐怖のようなものを感じるようになってしまいました。

つい、恥をかくのを恐れてしまうのです。

そんな恐れを克服するために50歳になった記念に一人芝居を打ってみようと思ったわけです。

結果1人で2時間近くの作品になってしまい、正直、毎回、

「死ぬかも」

と、思いながらステージを終えていました。

そして、ますます舞台が怖くなってしまいました。

今でもあれをやらなければ、もっとチャランポランな気持ちで舞台に立てたのかも……と、思います。

後の祭り。

松尾の後の祭りを、それから10年以上たった今、ご確認そしてご笑納ください。