バレエ「えんとつ町のプペル」稽古お披露目、再演に向けて風間自然らが意気込み

「バレエ『えんとつ町のプペル 2024』」の稽古場取材会が、9月4日に東京都内で行われた。

2016年に出版された「えんとつ町のプペル」（幻冬舎）は、西野亮廣（にしのあきひろ）による絵本。同作は、演劇、映画、ミュージカル、歌舞伎といったさまざまなメディアで展開され、昨年バレエ版が上演された。今作「バレエ『えんとつ町のプペル 2024』」はその再演となる。

稽古場での会見に出席したプペル役の風間自然は「『観に来てください』と押し売りのようなことは言いたくないのが本音です。僕のコメントを読んだからとかではなく、心からこの作品を観たいと思って来て、この作品から何かを受け取ってくれたらと思います。バレエはエンタテインメントではなく芸術です。僕らの持っている純度の高いエネルギーが響く人、受け取れる人は、僕が言わずとも来てくれると思っています」と率直な思いを明かす。

ルビッチ役の竹田仁美は「子役の子たちもいて、クラシックダンサーやコンテンポラリーダンサーもいて、いろいろな人が集まっているのもこの舞台の面白さだと思います。本当にいろいろな世代の方に観ていただいて、何かを感じていただけたら」と観客にメッセージを送った。

公演は9月19日に東京・めぐろパーシモンホール 大ホールで行われる。またこのたび、原作者・西野によるコメント動画が本作の公式YouTubeチャンネルで公開された。

「えんとつ町のプペル」原作者 西野亮廣よりプペルバレエへ"応援メッセージ"