箱庭をモチーフにした「クロクロ」の「ギ・ジギ」明日まで、「“気づき”がお客さまの中でも起こったら」

2

63

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 12 11
  • 40 シェア

演劇ユニット『クロ・クロ』第13回公演『ギ・ジギ』」が東京・荻窪小劇場にて上演中だ。

演劇ユニット「クロ・クロ」第13回公演「ギ・ジギ」より。

演劇ユニット「クロ・クロ」第13回公演「ギ・ジギ」より。

大きなサイズで見る(全14件)

演劇ユニット「クロ・クロ」第13回公演「ギ・ジギ」より。

演劇ユニット「クロ・クロ」第13回公演「ギ・ジギ」より。[拡大]

演劇ユニット「クロ・クロ」第13回公演「ギ・ジギ」より。

演劇ユニット「クロ・クロ」第13回公演「ギ・ジギ」より。[拡大]

これは、千頭和直輝が主宰を務める演劇ユニット「クロクロ」の第13回公演。千頭和が脚本・演出を務め、キジマチカ、木村優希、アンディ本山、石原嵩志、植松りか、大寄正典、友利哲健、中坂弥樹、額田礼子が出演する。劇中では、“箱庭”をモチーフにした物語が展開。千頭和は「箱庭の中で生活する人の姿である『人型』を扱うお話になりました」と作品について説明し、「ギ・ジギというタイトルにはいろんな意味を重ねているのですが、その中の一つに『義』があります」「『義』は仁義、意義といった、正しさや本質を表す言葉にも使われるのですが、それが代用品、ニセモノ、仮の姿といった漢字と同じなのは面白いと思いました」「そういった気づきが、公演を通してお客さまそれぞれの中で起こったらとても嬉しいです」とコメントしている。

演劇ユニット「クロ・クロ」第13回公演「ギ・ジギ」より。

演劇ユニット「クロ・クロ」第13回公演「ギ・ジギ」より。[拡大]

上演時間は1時間10分から20分にかけてを予定。公演は明日9月1日まで。

千頭和直輝コメント

今作では「箱庭」というモチーフを元に、箱庭の中で生活する人の姿である「人型」を扱うお話になりました。

ギ・ジギというタイトルにはいろんな意味を重ねているのですが、その中の一つに「義」があります。

義手や義足などの、本来あるものの代用品という意味があり、ニイミ(義)をはじめ人型である登場人物には(義)がついています。

「義」は仁義、意義といった、正しさや本質を表す言葉にも使われるのですが、それが代用品、ニセモノ、仮の姿といった漢字と同じなのは面白いと思いました。

役名に使用する漢字を「疑」や「偽」や「ギ」にしようかなとも考えていたのですが、稽古が進むにつれてやっぱり「義」がしっくりくるなと思いました。

そういった気づきが、公演を通してお客さまそれぞれの中で起こったらとても嬉しいです。

この記事の画像(全14件)

演劇ユニット「クロ・クロ」第13回公演「ギ・ジギ」

2024年8月30日(金)〜9月1日(日) ※公演終了
東京都 荻窪小劇場

スタッフ

脚本・演出:千頭和直輝

出演

キジマチカ / 木村優希 / アンディ本山 / 石原嵩志 / 植松りか / 大寄正典 / 友利哲健 / 中坂弥樹 / 額田礼子

公演・舞台情報
全文を表示

読者の反応

  • 2

木村優希(キムラユウキ) @_yuuki_kimura_

#ギ・ジギ
ステージナタリーさんに写真と主宰コメントを掲載していただきました!

明日で終わりです!
気になる方は劇場へ!(配信チケットも是非!)

🔴ご予約
https://t.co/Ytday3107Q

🔵配信
※配信期間:9/5(木)20:00〜10/4(金)23:59
※販売期間:〜9/30(月)23:59
https://t.co/5VlzJYpi59 https://t.co/hEJAmkHYsK

コメントを読む(2件)

関連記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 演劇ユニット「クロ・クロ」第13回公演「ギ・ジギ」 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします