本公演では、
草なぎは「今まで舞台で演じたことのないような役なので、すごく緊張しています。でも、演出の森新太郎さんをはじめ、共演者も初めての方が多いので、気負わず、新鮮な気持ちで、この作品、この役に挑みたいと思っています。そして、僕自身も思いっきり、楽しみたいと思います!」とコメント。演出の森は「この一大事業に、力のある俳優陣が揃いました。特に草なぎさんがシャイロックを演じられるのは、私にとっても事件でしかありません。シェイクスピア劇の新たな地平へ一歩踏み込めるのではないかと、心臓がバンバン高鳴っております」と心境を語った。
公演は12月6日から22日まで東京・日本青年館ホール、26日から29日まで京都・京都劇場、来年1月6日から10日まで愛知・御園座で行われる。チケットの一般発売は10月を予定している。
草なぎ剛コメント
今回、初めてシェイクスピアの作品に出演させていただきます。
「シャイロック」は今まで舞台で演じたことのないような役なので、
すごく緊張しています。
でも、演出の森新太郎さんをはじめ、共演者も初めての方が多いので、気負わず、新鮮な気持ちで、この作品、この役に挑みたいと思っています。
そして、僕自身も思いっきり、楽しみたいと思います!
森新太郎コメント
シェイクスピアがこの作品を発表した当時、ロンドンの観客にとってヴェニスはまさに憧れの地でした。海洋貿易によって経済的繁栄の絶頂にあった、活気あふれる、美しき水の都。ロマンティックな恋愛喜劇が繰り広げられるのに、これほどふさわしい場所はありませんでした。しかし、物語は実にメランコリックな台詞から始まります。「まったく、どうしてこう気が滅入るのかな……」この息苦しさの正体は何なのか、美しき水の都にはどんな“腐臭”が漂っているのか、演出家としてまずはそこを掘り下げていけたらと思っています。今の時代に重なる「ヴェニスの商人」になれば良いのですが。この一大事業に、力のある俳優陣が揃いました。特に草なぎさんがシャイロックを演じられるのは、私にとっても事件でしかありません。シェイクスピア劇の新たな地平へ一歩踏み込めるのではないかと、心臓がバンバン高鳴っております。
ヴェニスの商人
2024年12月6日(金)〜22日(日)
東京都 日本青年館ホール
2024年12月26日(木)〜29日(日)
京都府 京都劇場
2025年1月6日(月)〜10日(金)
愛知県 御園座
スタッフ
脚本:
訳:
演出:
出演
※草なぎ剛のなぎは弓へんに前の旧字体、その下に刀が正式表記。
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