高平哲郎がサルトルの世界立ち上げる「他人地獄」出演に秋沢健太朗・君沢ユウキら

「笑いの実践集団 vol.2 リーディングアクト『他人地獄』～ジャン＝ポール・サルトル『出口なし』より～」が、10月4日から6日まで東京都 シアター・アルファ東京で上演される。

これは、ジャン＝ポール・サルトルが1944年に発表した不条理劇「出口なし」を、高平哲郎が脚本・演出を手がける“笑いの実戦集団”第2弾公演として立ち上げるもの。作中のフレーズ「地獄とは他人のことだ」より「他人地獄」をタイトルに冠した本作は、2チーム制で上演される。チームAには秋沢健太朗、松井健太、石川雷蔵、富田麻帆、チームBには君沢ユウキ、川上将大、井出卓也、野本ほたるが名を連ねたほか、10月4・5日公演のゲストとして滝澤諒が登場する。

上演に際し高平は「サルトルの戯曲未体験のぼくが原作の根底にある思想を変えずに日本版にした戯曲を、サルトルの戯曲未体験の若い役者達が朗読する新しいサルトルの世界を、サルトルの戯曲未体験の大半のお客様に楽しんでいただければと思います」と語った。

謎のコンシェルジュによって3人の登場人物が部屋に通された。そこは死後の世界であり、3人は永久にこの部屋に閉じ込められるという罰を受け……。 チケットの一般販売は9月4日20:00にスタート。