「ブラック・コメディ」は、1965年にイギリスで初演されたピーター・シェーファーの作品。予期せぬ停電におそわれたアパートを舞台に、無名の若い彫刻家ブリンズリー・ミラーが危機に直面する様子が描かれる。“停電”が鍵となる本作では、室内の電灯が点いている設定のときは舞台上を暗くし、停電の設定のときは舞台上の照明を明るくする、“明暗逆転”の手法が用いられる。
今回の上演版では、ヨーロッパ企画の
開幕に際し、浜中は「稽古を楽しむ余裕がないくらい集中して色々なことを考えていました。“明暗逆転”という大きなテーマがあるこの作品を、一丸となり細かいところまで考えて作り上げてきました。みなさんぜひ安心して、ゆっくりとご覧ください」と公演にかける思いを語った。公演は9月1日まで。
浜中文一コメント
かなり練習しましたので、やるしかないですね。ひたすらがんばります!
僕が演じるブリンズリーはずっと動き回っていて、僕は普段そんなに動き回ることがないので非常にドキドキしています(笑)。
ブリンズリーが登場人物たちとぶつかり合うシーンは見どころの一つだと思います。稽古を楽しむ余裕がないくらい集中して色々なことを考えていました。“明暗逆転”という大きなテーマがあるこの作品を、一丸となり細かいところまで考えて作り上げてきました。みなさんぜひ安心して、ゆっくりとご覧ください。
市川美織コメント
大ベテランの皆さんを前に緊張していましたが、皆さん面白く、意見を出し合いながら稽古を進めることができて学びの毎日でした。そんな皆さんとこの作品を作れることを非常に嬉しく思いますし、夏休みの素敵な思い出になるような作品にしたいです。私が演じるキャロルは箱入り娘で世間知らずな部分もありますが、ネガティブなブリンズリーを元気づけるポジティブな性格。停電している舞台の中でも明るい光になるような役柄です。いっけいさん演じるメルケット大佐との親子関係にもご注目ください。
三倉佳奈コメント
私が演じるクレアはブリンズリーの元恋人役なので、長年連れ添ってきた恋人同士のお互いのことをわかり合っている雰囲気を出していけたらいいなと思っています。朝海さんの美声が聴けるのもみどころです! 明暗逆転という今まで見たことのないような新しい演出の中でお届けいたします。自信を持ってお届けできる作品になっておりますので、お客様にどのようなリアクションがもらえるのか楽しみです。
朝海ひかるコメント
コメディと名のついた作品を(明石家)さんまさんの顔が描かれた客席を前にしてやることに圧を感じています(笑)。この劇場にふさわしい笑いをお届けできるようにみんなで頑張っていきたいです。私が演じるミス・ファーニヴァルを助けるブリンズリーはとても優しく、浜中さんのキャラクターに凄くぴったりな役柄だと感じました。停電時に助けを求めて訪れたブリンズリーの部屋で思いもよらぬことになってしまうので、その変化を楽しんでほしいです。
渡辺いっけいコメント
台風に負けないくらいハラハラする芝居です。戯曲が面白いと評判の作品を実際にやるのはすごく大変なんだなと感じました。キャストのみんなでああでもないこうでもないと話し合いながら手探りで頑張りました。お客様の反応を見て千秋楽まで少しずつ変化させながら創り上げていきたいです。僕が演じるメルケット大佐は愛する娘の婚約者に怒りを覚えながらも我慢している役どころですが、その我慢の部分が面白く感じてもらえるように演じたいですし、お客様にも楽しんでいただきたいです。
ブラック・コメディ
2024年8月17日(土)~2024年9月1日(日) ※公演終了
東京都 IMM THEATER
スタッフ
原作:ピーター・シェーファー
上演台本・演出:
出演
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三倉茉奈 @ma__anan
面白そう!佳奈出演の舞台「ブラック・コメディ」本日初日!おめでとう御座います!楽しみ。
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