衣裳から物語を立ち上げる、億なつき・キキ花香・廣川真菜美のティンクトンユ「202」

「ティンクトンユ『202』」が、9月5日から8日まで東京・WHITEHOUSEで上演される。

ティンクトンユは、億なつき、キキ花香、廣川真菜美が昨年立ち上げた団体。今回同団体では“SCRAP&RENAISSANCE”をテーマに掲げ、“演劇における衣服が作品の付随物であった関係性を解体し、衣服と作品の関係を対等にする再生”を目指して、衣裳を先に製作し、その衣裳から物語を立ち上げるという試みにチャレンジする。

脚本を青坊、演出をティンクトンユが手がける「202」は、“祖国”をテーマに作られた衣裳から紡がれた物語。202号室の中では、同じ服を着た、同じ髪型の女が3人、思い出話をしていて……。出演者にはティンクトンユのメンバーが名を連ねた。