中井智彦が鉄道ソングを歌い紡ぐコンセプトアルバム「Railway Story」9月にリリース

中井智彦の、鉄道をテーマとしたコンセプトアルバム「Railway Story」が、9月4日にリリースされる。

鉄道好きの中井は本アルバムで、鉄道に関する歌詞が含まれる楽曲を歌唱。収録楽曲にはTHE BLUE HEARTS「TRAIN-TRAIN」、イルカ「なごり雪」、松任谷由実「卒業写真」、槇原敬之「遠く遠く」のほか、長濱司が作曲したインストゥルメンタル「Prologue」、中井が作詞、長濱が作曲したオリジナル曲「駅」がラインナップされた。CDブックレットにはオリジナルの歌詞と共に、中井による散文詩も掲載。またジャケットとブックレットの写真は中井が撮影した。

アルバム発表に際し、中井は「『ロマンと切なさにあふれる鉄道ソングを歌い紡ぎ、一つの作品にしてみたい』と、このコンセプトアルバムを制作することにしました。音楽を共にするのは、これまで数々のステージや創作を共にしてきた長濱司。今回はあえて僕の声とピアノの編成で挑みました。物語の始まりは、オリジナルのインスト、そして終着駅となる曲は、僕が歌詞を書き下ろしたナンバー『駅』。永に様々な物語を見守ってきた駅を通し、今の時代に感じる想いを歌詞に込めました。いよいよこの時が来た……って感じです」と語っている。

なお「Railway Story」発売を記念したライブ「中井智彦 Concept LIVE 2024『Railway Story』」が、11月16日に東京・BLUES ALLEY JAPANで開催される。詳細は公式サイトで確認しよう。

中井は8月7日まで「ムーラン・ルージュ！ザ・ミュージカル」の東京・帝国劇場公演に出演。9月14日から28日まで同作の大阪・梅田芸術劇場 メインホール公演が控えるほか、29日には大阪・music bar S.O.Ra.で「中井智彦 トーク＆ライブ 2024『歌宴』」が開催される。

中井智彦コメント

僕は鉄道が大好きです。きっかけは幼い頃に乗車した「ブルートレイン」での旅。

それから物心付いた頃から、近くの路線で行き交う電車を眺める時間も大好きでした。

通勤で揺られる人、旅行でワクワクしている人、ウキウキしてるカップル、別れの悲しさを噛み締めている人、笑顔で話している人、

目を瞑って音楽を聴いている人、むすっとしている人、本を読んでいる人、景色を眺めている人……。

いろんな想いを乗せ、それぞれの目的地へと向かう。

この世で一番たくさんの物語を運ぶ乗り物なんじゃないでしょうか。

「ロマンと切なさにあふれる鉄道ソングを歌い紡ぎ、一つの作品にしてみたい」と、このコンセプトアルバムを制作することにしました。

音楽を共にするのは、これまで数々のステージや創作を共にしてきた長濱司。今回はあえて僕の声とピアノの編成で挑みました。

物語の始まりは、オリジナルのインスト、そして終着駅となる曲は、僕が歌詞を書き下ろしたナンバー「駅」。

永に様々な物語を見守ってきた駅を通し、今の時代に感じる想いを歌詞に込めました。

いよいよこの時が来た……って感じです。