「ヌトミック寄席 夏」東京で開幕、額田大志「この場をお楽しみいただけたら」

「ヌトミック寄席 夏」が、本日7月26日に東京・北千住にて開幕した。

これは、ヌトミックによる街中パフォーマンスイベント。商店街の広場、古民家、空き家といった街中を舞台に、ヌトミックが2本の演劇作品「わたしは薬売り」「ウルトラトリップストーリー」と、日替わりゲストによるパフォーマンスが披露される。

開幕に際し、作・演出・構成・音楽を手がける額田大志は「ヌトミックならではの『寄席』をやってみよう、と思い立っての公演になります。巡り合わせが重なって、私がたくさんの土地に訪れたり、様々な国のアーティストと交流していく中で、だんだんと日本の演劇文化が気になってきました。お客さんとの壁を超えて、いつのまにか巻き込まれていく。さらにはジャンルの垣根も取っ払う。という当たり前のようで難しいことを、普通にやっているのが『寄席』なのかもしれない、と。しかし、今日の『寄席』は、だいぶ風変わりな催しかもしれません。そんな、ねじれも含みつつですが、最後まで演者たちと一緒に、この場をお楽しみいただけたら幸いです」とコメントした。

「わたしは薬売り」は2022年に初演された作品で、今回は稲継美保とヌトミックの原田つむぎがWキャストで出演。「ウルトラトリップストーリー」は新作で、出演者には稲継とヌトミックの長沼航が名を連ねている。東京公演は明日7月28日まで。なお昨日26日は西田シャトナー、本日27日はシンガーソングライターのマーライオン、明日28日はお笑い芸人で雅楽演奏家のカニササレアヤコが日替わりゲストとして登場。8月3・4日には福島・国見町でも上演され、3日は伝統文化みらい協会、4日はMICHInoXが日替わりゲストで出演する。