少年王者舘の天野天街が64歳で死去、「それいゆ」は予定通り上演

少年王者舘を主宰する天野天街が、7月7日に死去した。64歳だった。

これは本日7月9日に、少年王者舘が公式サイトで発表したもの。通夜と葬儀は近親者のみですでに行われ、後日お別れ会が予定されている。

天野は1960年、愛知県生まれ。1982年に少年王者舘を旗揚げし、愛知県名古屋市を拠点に活動。劇団公演のほか、映画、人形劇、イラスト、デザインなども手がける。KUDAN Projectでの、アジア10都市公演をはじめ海外公演も多数。主な作品にKUDAN Project「真夜中の弥次さん喜多さん」（脚本・演出）、「百人芝居◎真夜中の弥次さん喜多さん」（脚本・演出）、パルコプロデュース「レミング～世界の涯までつれてって～」（松本雄吉と共同で上演台本）、「1001」（作・演出）、ITOプロジェクト「高丘親王航海記」（脚本・演出）などがある。

なお少年王者舘「それいゆ」の公演は予定通り実施される。同作は7月11日から14日までの愛知・七ツ寺共同スタジオ公演を皮切りに、25日から29日まで東京のザ・スズナリ、8月9日から11日まで京都・THEATRE E9 KYOTO、23・24日に高知・高知県立県民文化ホール オレンジホール舞台上舞台で上演される。