会場雨漏りで初日公演中止のパショパショ「おもちゃワーカーズ」が開幕

「パショナリーアパショナーリア 第6回公演『おもちゃワーカーズ』」が昨日7月7日、東京のニュー・サンナイで開幕した。

「おもちゃワーカーズ」は、“家庭と演劇の両立”を目指す演劇ユニット・パショナリーアパショナーリアによる新作。町田マリーが作・演出を手がけ、働く人たちを楽しく面白く描いた“パショパショ流プロレタリア演劇”が展開する。出演者には、町田、延増静美、高野ゆらこ、富岡晃一郎、中込佐知子が名を連ねる。

本公演は7月6日に開幕予定だったが、激しい雨の影響で会場が雨漏りし、急きょ中止に。翌7日に幕を開けた。上演に際し、町田は「本来だったら開幕するはずの7月6日。豪雨の影響で開幕直前に中止せざるを得なくなってしまいました。沢山のお客様の楽しみに来てくださった様子が忘れられず、舞台を届けられなかったことがとても心苦しかったです。そして昨日、ようやく初日の幕を開けることができました。舞台上からお客様の笑顔を見られて、本当に嬉しく思いました。『内容は子供向けではないのに大人も子供もなぜか一緒に楽しめる』という空間ができあがりました。次は7月13日です。是非沢山のお客様にいらしていただきたいです。お待ちしております！」とコメントした。

上演時間は約1時間。公演は千秋楽となる7月13日のみ。