ヒミツミの第1回公演「熊野」「班女」開幕、伊藤優花「最大限の感謝を」

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ヒミツミ『熊野』『班女』」が、昨日7月5日に東京・新宿眼科画廊 スペース地下で開幕した。

ヒミツミ「熊野」「班女」より。(Photo by EIQUI)

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ヒミツミ「熊野」「班女」より。(Photo by EIQUI)

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これは俳優の伊藤優花がプロデュースする演劇ユニット・ヒミツミの第1回公演。今回は、三島由紀夫の「近代能楽集」より「熊野」と「班女」を、オトズレの坂本樹で立ち上げる。

ヒミツミ「熊野」「班女」より。(Photo by EIQUI)

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ヒミツミ「熊野」「班女」より。(Photo by EIQUI)

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開幕に際し、伊藤は「ヒミツミはひとりぼっちのユニットですが、言葉には言い表せないほど素敵な方々とのご縁に恵まれて、本公演の幕を開けることができました。ご来場いただいたみなさまと、お力添えいただいたみなさまに、最大限の感謝を申し上げます」、坂本は「元は能楽の戯曲を昭和の時代に三島由紀夫が翻案した作品です。新宿という街のことはまだまだわからないことばかりですが、そこにある人々の営みに変わらない何かがあるのだと信じられれば、帰り道の足取りも少し軽くなるでしょうか。ただ、ひたむきにこの上演へと向き合っています」とコメントした。

上演時間は約1時間20分で、公演は7月8日まで。

伊藤優花コメント

名前をつけるのはあまり得意ではありません。

それでも、この2編の物語に魅せられて、ユニットをつくり、「ヒミツミ」という名前をつけました。

演劇は、同じ空間を共にした人たちしか共有しえない秘密を見つめる行為だと思います。

こういう尊いような無駄なような営みを積み重ねて、その中で光る何かを摘み取って、自分のだいじな部分がやっとわかるような気がしています。

ヒミツミはひとりぼっちのユニットですが、言葉には言い表せないほど素敵な方々とのご縁に恵まれて、本公演の幕を開けることができました。ご来場いただいたみなさまと、お力添えいただいたみなさまに、最大限の感謝を申し上げます。

坂本樹コメント

私が初めて小劇場で演劇というものを見たのは2013年、新宿でした。その頃私は16歳。ひどく揺さぶられ、駅までの帰り道が分からなくなり寒空の下を小一時間彷徨いました。

それが新宿という街の原体験です。

さて2024年、新宿。

元は能楽の戯曲を昭和の時代に三島由紀夫が翻案した作品です。新宿という街のことはまだまだわからないことばかりですが、そこにある人々の営みに変わらない何かがあるのだと信じられれば、帰り道の足取りも少し軽くなるでしょうか。

ただ、ひたむきにこの上演へと向き合っています。

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ヒミツミ「熊野」「班女」

2024年7月5日(金)〜8日(月) ※公演終了
東京都 新宿眼科画廊 スペース地下

スタッフ

作:三島由紀夫「近代能楽集」(新潮文庫)
演出:坂本樹

出演

伊藤優花 / 梢栄 / 須貝文音 / 椙田航平 / 万代竜一 / 渡部嬉乃

※U-25チケットあり。
※渡部嬉乃は、体調不良のため、一部公演を休演。

公演・舞台情報
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柏木ゆげひ(朝原広基) @kashiwagiyugehi

ヒミツミの第1回公演「熊野」「班女」開幕、伊藤優花「最大限の感謝を」(ステージナタリー7/6) https://t.co/d7plFwu8mI 「昨日7月5日に東京・新宿眼科画廊 スペース地下で開幕…俳優の伊藤優花がプロデュース…今回は、三島由紀夫の『近代能楽集』より『熊野』と『班女』を、オトズレの坂本樹で」

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