「ミュージカル『陰陽師』～海国の章～」舞台映像配信に毛利亘宏が感慨

「ミュージカル『陰陽師』～海国の章～」の舞台映像が、7月20日からZ-aNで全世界に配信される。

これは、中国のアプリゲーム「本格幻想 RPG 陰陽師」を原作に、演出・脚本・作詞を少年社中の毛利亘宏が手がけるミュージカル。2018年に第1作「平安絵巻」、2019年には第2作「大江山編」が初演されたが、2020年に上演予定の第3作「海国の章」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で上演中止になっていた。このたび、当時収録していたゲネプロの映像の公開が決定した。出演者には、晴明役の北村健人、源頼光役の武東賢杜、鬼切役の松田裕、酒呑童子役の伊勢大貴、茨木童子役の吉高志音、久次良役の吉澤翼、蟹姫役の高橋紗妃、海鳴役の山川ありそ、金魚姫役の小嶋紗里、大嶽丸役の辻凌志朗らが名を連ねた。また、“特別映像出演“として、荒川の主役のspi、金魚姫（幼少期）役の鎌田英伶奈らも登場する。

配信に際し、毛利は「ミュージカル『陰陽師』～海国の章～を皆様にお届けすべくカンパニー一同必死に誠実に作品作りに励んでおりました。ですが、皆様もご存じの通り、中止となってしまいました。ですが、あの時も……『このまま終わるはずがない。信じていればまた皆さんと必ずお会いできる……』皆さんと一緒に多くの苦難を乗り越えた結果、この日を迎えることができました。ミュージカル『陰陽師』は皆さんと共にあります。これからもミュージカル『陰陽師』をよろしくお願いします」とコメントした。

視聴チケットは、ゲネプロのスイッチング映像を収めた本編のみの一般チケット、本編に加え、ゲネプロの全景定点映像と、稽古場のインタビュー映像を観ることができるプレミアムチケットの2種類で、本編映像には中国語字幕付きとなる。配信期間は9月21日まで。