宝塚歌劇団宙組が110年の“恋”歌う「宝塚110年の恋のうた」＆コメディ「Razzle Dazzle」上演

宝塚歌劇宙組「宝塚歌劇百十周年紀念奉舞『宝塚110年の恋のうた』」「ジャズ・スラップスティック『Razzle Dazzle（ラズル ダズル）』」が来年1月から4月にかけて兵庫・東京で上演される。

大野拓史が作・演出を手がける「宝塚110年の恋のうた」は、宝塚歌劇110年の歴史を築き上げた数々の“日本物”の作品から、恋にまつわる楽曲をセレクトして送る、日本物レビュー。恋に破れ、二度と恋の歌を詠むものかと嘆く、傷心の歌人・藤原定家の前に、謎の人物が現れる。110年にわたり恋の歓び、美しさ、辛さを歌い演じてきたというその人に誘われ、定家は不思議な世界へと旅立っていく。

一方、田渕大輔作・演出の「Razzle Dazzle（ラズル ダズル）」は、1950年代のロサンゼルスを舞台にしたハートフルコメディ。幼い頃に富豪の両親を亡くし、莫大な財産を相続したレイモンド・ブルーだが、レイモンドが遺産を手にするためには条件があった。それは、レイモンドの後見人である実業家リチャード・ウィンターズの娘アビーと結婚して放蕩生活をやめること。レイモンドは、アビーとの結婚から逃れるために、経営難に陥っていた行きつけのナイトクラブ・Razzle Dazzleの新オーナーとなって活路を見いだそうとして……。

出演は芹香斗亜、春乃さくら。公演は来年1月1日から2月2日まで兵庫・宝塚大劇場、3月15日から4月27日まで東京・東京宝塚劇場にて。チケット一般販売は兵庫公演分が12月7日、東京公演分は2月16日にスタートする。