第32回読売演劇大賞の中間選考結果発表、対象期間は2024年1月から5月まで

第32回読売演劇大賞中間選考会の選考結果が、本日7月3日に発表された。

今年はパリ五輪・パラリンピックの開催に伴い、選考スケジュールが前倒しに。このため1月から5月までを対象期間として選考が実施され、作品賞、男優賞、女優賞、演出家賞、スタッフ賞、計5部門のベスト5が選出された。作品賞には、ブロードウェイミュージカル「カム フロム アウェイ」、エーシーオー沖縄、名取事務所が共同制作した「カタブイ、1995」、劇団唐組「泥人魚」、劇団青年座「ケエツブロウよ -伊藤野枝ただいま帰省中」、ONEOR8「かれこれ、これから」が選ばれた。

男優賞には柿澤勇人、佐久本宝、生瀬勝久、新原泰佑、山崎育三郎、女優賞には犬山イヌコ、沢口靖子、那須凜、宮城はるの、若村麻由美、そして演出家賞には池田亮、瀬戸山美咲、内藤裕子、永井愛、宮田慶子、スタッフ賞には渥美博、アンジェラ・アキ、二村周作、堀尾幸男、ムーチョ村松が名を連ねた。

読売演劇大賞は、毎年1月から12月まで国内で上演された演劇作品を対象にした賞。中間選考会の結果は最終決定ではなく“参考”で、来年1月に行われる選考会で結果が決まる。