お笑いコンビの挫折と再生と希望描く、友池創作プロジェクト公演「犬の刺客」

「友池創作プロジェクト公演『犬の刺客』」が、7月30・31日に東京のOFF・OFFシアターで上演される。

これは、友池一彦の作品「犬の刺客」を、主人公のお笑いコンビを男性から女性に友池自らリライトし、新たに立ち上げるもの。作中では、一部のお笑いマニアの間で評判だったが、一発屋にもなりきれず解散した1組の漫才コンビ・犬の刺客の物語が描かれる。出演者には、えなえ、小金井麻衣、有本大貴、藤木晃太、花岡芽佳が名を連ねた。

友池は「芸人を描いた作品は世の中に数多くありますが、『エンタの神様』が一世風靡していた頃の一発屋芸人ブームの時代に葛藤していた芸人たちを描いたお話を見る事がなかったので、自分自身の芸人の経験も踏まえて書いた作品です。今回、設定を女性芸人に変えた事で、より今の時代に合った物語になったと思います。また主役の漫才師に関わる人達も含めて、それぞれの挫折と再生と希望を描いたので観劇後に『人生捨てたもんじゃないな』と思って頂けるような作品を目指して準備を進めております！ 是非とも劇場に足を運んで頂けたら嬉しいです！」とコメントした。

チケットの一般前売りは、6月29日18:00にスタート。なお、初回公演となる7月30日14:00開演回では、特典として、犬の刺客の撮り下ろしのネタとトーク動画付きのポストカードがプレゼントされる。