マシュマロテント武田操美のOMS戯曲賞大賞受賞作「みえない」完全版が再演

「マシュマロテントVol.4『みえない』」が10月25日から28日まで兵庫のAI・HALLにて上演される。

「みえない」は武田操美の第30回OMS戯曲賞大賞受賞作品。ある時から、一部地域が一定時間突然暗闇に包まれるという原因不明の現象が起こった。そんな中、小学校の同級生で40歳を超えた今も仲の良い七美と一子はある決断をする。

上演に向けて武田は「初演がなければ『劇場では許されないだろうなぁ』と考えたことも、また逆に廃ビルと言う環境ではどうしても出来なくて断念した沢山のことも、全てやるつもりです。どうぞ『みえない』完全版、ぜひご来場くださいませ」とコメントした。

チケットの予約受付は8月1日10:00にスタートする。

武田操美コメント

「みえない」は、2022年、私、武田操美と小石久美子で始めた演劇ユニット、マシュマロテントの旗揚げ公演で上演したものです。

劇場ではない西成の各所で演劇やパフォーマンスを行なう「路地裏の舞台にようこそ」と言う演劇祭に参加させていただいて、私達も普通の部屋明りもないも廃ビルで、劇場では許されないであろうことを沢山やらせていただきました。

幸いなことに本作品の脚本が、第30回OMS戯曲賞の大賞を受賞し、今度は劇場で、再演の機会を得ることができました。

初演がなければ「劇場では許されないだろうなぁ」と考えたことも、また逆に廃ビルと言う環境ではどうしても出来なくて断念した沢山のことも、全てやるつもりです。

どうぞ「みえない」完全版、ぜひご来場くださいませ。