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キドキカクは、実写・アニメーション作品の脚本を手がけてきた
ユニット始動に向けて木戸は「『実は演劇やってみたいんだよね』そう言い続けてとうとう40代に突入。いつまで憧れるんだ。いつまで目の前の『仕事』を理由に本気でぶつかることを避け続けるんだ。あの頃のように……『ただ作りたい』『作らずにはいらない』という欲望をアルバイトをしながら全て映画に注ぎ込んでいた、あの頃のように……。金や成功のためじゃない。夢中になりたい、シンプルに創造したい。その想いに賛同してくれた仲間とも出会うことができ、思いっきり本厄の2024年、重すぎた一歩を踏み出します」と思いを語った。
出演者には劇団プレステージの
木戸雄一郎コメント
自主映画を作っていた学生のころも、映像の脚本家として活動している今も、近くに演劇人がいた。ずっと近くにいたが、すごく遠くに感じていた。どこかで聞いた「本当にやりたいことは舞台でやっている」「演劇は中毒性がある」などという言葉がちらつき、正直にいうと彼らが少し怖かったのだ。同時にめちゃくちゃ興味はあった。いったいどんな世界なんだろう。何がそんなに面白いんだろう。しかし……手を出しちゃいけない、というか自分にはできないだろうと怖気ついて蓋をしてきた。
そんな秘めた想いも、酒が入り気が強くなった時だけ顔をだした。 「実は演劇やってみたいんだよね」 そう言い続けてとうとう40代に突入。
いつまで憧れるんだ。いつまで目の前の「仕事」を理由に本気でぶつかることを避け続けるんだ。あの頃のように……「ただ作りたい」「作らずにはいらない」という欲望をアルバイトをしながら全て映画に注ぎ込んでいた、あの頃のように……。
金や成功のためじゃない。夢中になりたい、シンプルに創造したい。
その想いに賛同してくれた仲間とも出会うことができ、思いっきり本厄の2024年、重すぎた一歩を踏み出します。
キドキカク「あちこち痛いんだよ」
2024年10月17日(木)〜20日(日) ※公演終了
東京都 OFF・OFFシアター
スタッフ
作・演出:
Q本かよ @qmoto
キドキカクの出演者オーディションページにも書いてあった木戸さんのこのコメントにぐっときて、オーディションを受けました。旗揚げに参加出来るのすごくうれしい。ナタリーの記事ぜひ全部読んでください。 https://t.co/4ooJ7lvXfM https://t.co/qrVX6nnHYu