早坂彩のトレモロが、神戸の街や人を描いた久野那美「Port」を上演

「トレモロ『Port-見えない町の話をしよう-』」が6月21日から23日まで大阪・ウイングフィールドにて上演される。

トレモロは演出・脚本家の早坂彩による団体。今回は2018年に兵庫・神戸アートビレッジセンターにて、リーディング公演として上演された、階・久野那美の作品を早坂の演出で立ち上げる。

本作は4章で構成され、1995年の震災から時代をさかのぼりながら、港の変遷、開港、町の成り立ちといった神戸の町の歴史や人々の姿を描き出す。出演者には上釜奈々、豊島由香、プロトテアトルの豊島祐貴、三田村啓示、劇団不労社のむらたちあきをはじめ、伊藤美緒、大間知賢哉、椙田航平、森本あおが名を連ねた。