イギリスのロイヤルコート劇場が総選挙日の全公演を中止に、市民参加を重視

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気鋭の劇作家を輩出する“劇作家の劇場”としても知られるイギリス・ロンドンのロイヤルコート劇場が、総選挙が行われる7月4日の公演をすべて中止にすることを発表。出演者、スタッフをはじめとする劇場関係者と観客が投票できるようにするためだという。

ロイヤルコート劇場は昨日6月6日、Xの劇場公式アカウントにて「脚本家が自信を持って自分たちの意思を表現できる場を提供する劇場として、皆さんにも同様に7月4日の投票に参加し、声を届けてほしいと願っている」という旨のポストを投稿。市民参加の重要性を説いた。

なお、7月4日公演のチケット保有者に対して振替の手配が行われるほか、中止公演に関係する出演者およびスタッフには、日当が満額支払われる。

ロイヤルコート劇場は2019年に東京・新国立劇場と共同プロジェクト「劇作家ワークショップ」を実施。2022年には現地で小高知子、千葉沙織、松村翔子による「New Plays: Japan(新作:日本)」が上演された。

7月4日の全公演中止を発表

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読者の反応

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溝端 理恵子 @rieko_mizo

公演のチケット保有者に対して振替の手配、中止公演に関係する出演者およびスタッフには 日当が満額支払、とは。。配慮が素晴らしいなぁ。。 https://t.co/ssxmZtkz81

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