朗読劇「青野くんに触りたいから死にたい」生駒里奈が優里ちゃん、赤澤遼太郎が青野くんに

椎名うみのマンガを原作とした「朗読劇『青野くんに触りたいから死にたい』presented by eeo Stage」が、9月11日から16日まで東京・CBGKシブゲキ!!で上演される。

「月刊アフタヌーン」（講談社）で連載されているマンガ「青野くんに触りたいから死にたい」では、天然少女“優里ちゃん”こと刈谷優里と、その彼氏“青野くん”こと青野龍平を中心としたホラーラブストーリーが描かれる。同作は2022年にWOWOWでテレビドラマ化され、佐藤勝利らが出演した。今回の朗読劇では田邊俊喜が演出を担当。出演者には刈谷優里役の生駒里奈、青野龍平役の赤澤遼太郎が名を連ねた。

上演に際し、生駒は「この気持ちを観に来てくださるお客様にもゾクゾクしながら感じていただきたいですし、私もある意味で優里ちゃんを身体に取り込みながら、赤澤さん演じる青野くんと一緒に朗読劇としての素敵な時間を過ごしたいと思います！」、赤澤も「椎名先生の描かれる世界観と感情を丁寧に、大切にしながら朗読劇でしか表現できないものを皆様にお届けしたいと思います！ 『青野くん。どうぞ僕の体に入って下さい』もう受け入れ態勢は万全です！ 劇場にてお待ちしております！」と意気込みを語る。

また原作の椎名は「最初にお話を頂いた時、舞台、とりわけ朗読劇は観客の想像力に訴えかけるので、ホラーにぴったりだと思いました。とても楽しみにしています」、演出の田邊は「好きと好き同士はそれでいいはずなのに。何故幸福だけで縛れないのか。この断絶された世界で呼吸する全ての苦しくて美しい意識に触れてみたいです」とそれぞれ語った。

椎名うみコメント

最初にお話を頂いた時、舞台、とりわけ朗読劇は観客の想像力に訴えかけるので、ホラーにぴったりだと思いました。とても楽しみにしています。

生駒里奈コメント

今回、優里ちゃんを務めさせていただきます、生駒里奈です。

彼女の青野くんに対する気持ちが真っ直ぐに純粋で時に猟奇的で、2人のやり取りや漫画の絵での表現に息を止めて読み込みました。

この気持ちを観に来てくださるお客様にもゾクゾクしながら感じていただきたいですし、私もある意味で優里ちゃんを身体に取り込みながら、赤澤さん演じる青野くんと一緒に朗読劇としての素敵な時間を過ごしたいと思います！

よろしくお願いいたします！

赤澤遼太郎コメント

役者として青野龍平くんに巡り会えたことをとても幸せに思います。カッコよくて優しくて、剥き出しのぐしゃぐしゃ。そして誰よりも優里ちゃんの事が大好きな青野くん。彼の人生を生駒里奈さん演じる優里ちゃんと共に歩めることがとても楽しみです。

椎名先生の描かれる世界観と感情を丁寧に、大切にしながら朗読劇でしか表現できないものを皆様にお届けしたいと思います！

「青野くん。どうぞ僕の体に入って下さい」　

もう受け入れ態勢は万全です！

劇場にてお待ちしております！

田邊俊喜コメント

演出を担当させていただきます。田邊俊喜と申します。

この作品を演劇としてお届けできること、演劇人として心から嬉しく思います。

そして「青野くんに触りたいから死にたい」の愛読者として誠心誠意、人を愛する”感情”という化け物に立ち向かっていきたいと思います。

好きと好き同士はそれでいいはずなのに。何故幸福だけで縛れないのか。

この断絶された世界で呼吸する全ての苦しくて美しい意識に触れてみたいです。