広島の劇団ぐち座が「熱海殺人事件」をプロデュース、演出に山口聖矢

「劇団ぐち座プロデュース企画 Project TRIGGER『熱海殺人事件』」が6月8日に広島・神辺文化会館 小ホールにて上演される。

劇団ぐち座は広島県福山市を拠点に、「おでかけの選択肢に演劇を！」をコンセプトに活動する団体。今回はつかこうへいの代表作の1つ「熱海殺人事件」を山口聖矢の演出で立ち上げる。出演者には木村伝兵衛役にナオモトシンジ、熊田留吉役に夏井よう汰、片桐ハナ子役に亀岡真衣、大山金太郎役に飯笹猫八がキャスティングされた。

上演に向けて山口は「本キャストは役者の年齢差から『若手組×ミドル組』ときれいに分かれ、お互いに刺激を受けながら切磋琢磨しており、その真ん中の世代にちょうど位置するのが演出の私でございます」「楽しい稽古場でありながら常に挑戦の連続で、私の演出指示を超える表現を提示し『一を聞いて十を知る』を地で行く頼もしい役者陣でございます。共演者やスタッフが笑わない芝居をお客さんが笑うはずがありませんが、そんなに私を笑わせないでください。こんな魅力的な4人の役者を、その目で直接体感して頂きたいと思いますので、ぜひ劇場にお越しください！」とコメントした。